現地に行ってみて分かることってたくさんあるんです

—素敵な制度ですね!実際に現地に赴いて子供たちに会いに行くこともあるのですか?

 

ありますよ。
毎年3月に行われるスタディーツアーでは、実際にカンボジアに赴き、支援をしている子供に会いに行きます。自分たちの支援が現地でどう生きているのかを確かめに行き、現地での話を来年度の支援に活かしています。

 

子供たちは自分たちが遊びに行くと本当に喜んでくれて。というのも、彼らのお兄さんに当たる年代の人たちは、ベトナムやその他のアジア諸国に出稼ぎに行っていることが多いんです。

だから自分たちが、彼らのお兄さん、お姉さんの代わりになって遊んでいる感じです。

それにしても、村の子供達はいつでも本当に元気いっぱいで、こっちがヘトヘトになるばっかりですけど(笑) 子供達 対 SWITCHメンバー でバレーボールの試合をした時もボロ負けしちゃいました(笑)

 

子供達に何をしている時が一番幸せか尋ねたら、

家族が揃って食事をしている時が一番幸せ!
ということを言っていました。私たちにとっては当たり前な事ですが、この当たり前を改めて感謝しなきゃいけないなと思いましたね。

 

—カンボジアに行ってみて、永島さん自身、理想と現実のギャップはありましたか?

ボランティアでカンボジアに行った人のブログやツイッターを見ていると、

よく「価値観が変わった」とかいう人が沢山いますよね。自分はどちらかというとこういう意見に対しては、言い方は少し悪いけど、「うさんくさいなあ」「本当か?!」っていう、否定的な立場で(笑)

でも実際に現地に行ってみて、考えさせられる事が、本当にたっくさんありました。

日本では必要なものがすぐに手に入って、美味しいご飯が食べられて…物理的にはカンボジアよりもはるかに豊かです。

だけど、カンボジアで我々のような見ず知らずの外国人に対しても、厚いもてなしで迎え入れてくれる村の子供達や先生の人柄の良さに触れて、

心の面では我々よりも充実しているんじゃないかなって思って。

彼らの輝くような笑顔を見ているうちに、

カンボジア=発展途上国=貧しい=幸せではない

という固定概念が崩れていきました。 
良い意味でカンボジアへの見方が変わった瞬間でしたね。

 

でもその一方で、都市にいる子供達からは笑顔を見ることが少ないように感じました。

都市部では親の商売を手伝っている子が多く、商売のために日本語を覚えているなんてこともあるくらいで。

メンバーの中では、このような都市部に住む子供達の支援もしていきたいという声も聞こえるようになりました。

 

—現地に赴いてみないとわからないことって、たくさんあるんですね。

現地ではアクシデントなどに見舞われませんでしたか?お腹を壊す等のあるあるアクシデントはよく聞く話ですが(笑)…

たくさんありました。(笑)でもなぜかカンボジア滞在中ではなく、日本に帰国してから体調を崩すメンバーが続々といて。

帰国後一発目のミーティングでは、誰でもすぐ飲めるように一番前の席に「正露丸」が置いてあります。(笑)

 他にはアクシデントではないんですが、お風呂がなくて。

シャワーもないから井戸で水を汲んで体を洗うんですけど、中からカエルが ひょこっと 出てきたり。カンボジアは暑いから冷たい水で体を洗えることだけが救いでした(笑)

 

—か、カエルですか…。ちなみにお料理はどんなものが出されるんですか?

日本人からすると、結構斬新なものばかりです。

初めてカンボジアに来た時は熱帯魚を丸焼きした斬新なお料理に驚きを隠せませんでした。歯が丸見えでめちゃくちゃ怖いんです(笑)

 

う、うわあ…すごいインパクト、というか怖い(笑)

あとは、鶏や豚のわめき声で目が覚めたと思うと、お肉になって朝ごはんに出てきたり

食のありがたみに触れた経験でもありましたね。二回目に訪れた時はもう慣れていたので大丈夫でしたが、

メンバーの中にはお味噌汁のインスタントを持って来ている子もいました。僕は食べたら負けだと思ったので一度も日本食は食べませんでした(笑)

 

少し話が逸れますが、カンボジアでもプノンペンのような都市部だと、イオンモールがあるんですよ。

映画館では普通に福◯蒼汰と小◯菜奈さん主演の映画をクメール語字幕で上映していたり、ダイ◯ーが普通にあったり(笑)

日本が恋しくなった時に行くと、ものすごく落ち着きます。

 —カンボジアにもあるなんてびっくりです(笑)

 

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