エディ

 

解散

 

ネガティブに捉えがちなこの2文字。

しかし、解散をポジティブに考えている音楽バンドがある。

 

札幌で活動をする、『エディプスふたたび』。

今年の11月で、解散することが決まっている。

 

彼らの音楽観と、解散に対しての想いに迫る。

 

 

■エディプスふたたび

2010年、「Push one’s luck(プッシュ・ワンズ・ラック)」として結成。

札幌を中心に活動する、感情的で破壊力抜群のパフォーマンスをみせる

平均年齢21歳の4人組音楽バンド。

2014年に「エディプスふたたび」にバンド名を改名。

2015年11月24日のライブを最後に、解散が決まっている。

 

 

◎メンバー

 ○長沼 謙太(ながぬま けんた)【通称:けんた】

  1994年生まれ、札幌市出身。ボーカルとギターを担当。

  高校1年生のとき、バンドを組みたいと思いギターを始める。

 

 ○山本 太樹(やまもと たいき)【通称:テス】

  1994年生まれ、札幌市出身。ドラムを担当。

  高校1年生のとき、けんたに誘われてドラムを始める。

 

 ○佐藤 健斗(さとう けんと)【通称:けんけん】

  1994年生まれ、恵庭(えにわ)市出身。ベースを担当。

  中学2年生のとき、友人に誘われてベースを始める。

 

 ○高松 翔平(たかまつ しょうへい)【通称:へい】

  1994年生まれ、札幌市出身。ギターを担当。

  高校入学時、幼馴染に誘われてギターを始める。

 

 

▶エディプスの音楽◀

 

 

けんた「あれ、俺だけフォークないんだけど(笑)

    店員さん、すいませ~ん(笑)」

 

テス「お前は食うなってことじゃない?(笑)」

 

けんた「俺にも食わせろ(笑)」

 

 

ファミレスで食事をしながらの、ラフなインタビューが始まった。

 

―――じゃあ早速聞いていきたいんだけど、エディプスの音楽のコンセプトって何?

 

へい「自由。何でもやる。」

 

一同「はははははっ!」

 

けんた「たしかに、これといってコンセプトの縛りはないかな。」

 

―――これだけは譲れない、っていう音楽へのこだわりとかは?

 

けんた「キャッチー。」

 

―――というと?

 

けんた「俺自身は、サビとかメロディーとか、一発で心に残るようなものを

    意識してる。例えば、家で作曲してるときも、携帯に録音して、

    いいメロディーだなと思ったら採用するって感じかな。」

 

一同「へぇ~。」

 

―――みんな知らなかったんだ(笑)

 

けんた「メンバーに言ったことなかったからね!(笑)」

 

―――キャッチーな音楽で、聴いている人にどうなってもらいたいとかある?

 

けんけん「ノッてほしいかな~。」

 

けんた「一体感!」

 

けんけん「そうそうそう、一体感!なんか、一緒に騒ぎたい感じは常にあるなぁ。」

 

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―――曲作りとかはどうしてるの?

 

けんけん「基になる音源をけんたが持ってきて、そこから展開させてく。」

 

―――歌詞もメロディーも、みんなで議論して展開する感じ?

 

テス「そうだね、でも歌詞とかはへいが結構つくってるかな。」

 

けんた「そうだね…歌詞は…、いや、歌詞も俺がつくってる!(笑)」

 

一同「(笑)」

 

テス「へいは最終的に歌詞をチェックする役割か(笑)」

 

けんた「あとは、ライブを重ねる上で歌詞が変わることもあるなぁ。」

 

―――歌詞が変わるのはどんなとき?

 

けんた「『これだっ!』って思ったとき(笑)」

 

へい「ごめん、けんたアホなんだよね…」

 

けんた「いや、マジマジ!!!(笑)

    『これしかない!』って思ったら歌詞を変える(笑)」

 

―――そのへんは実際の演奏をしながら考えていくんだね。

   出来上がった曲は基本的にすべて演奏するの?

 

けんけん「いや、採用されない曲もあるよ。

     けんたが基になる曲をつくって持ってきても、

     メンバーが『あ、俺この曲嫌い。』って思ったらボツになる(笑)」

 

けんた「どこのバンドでもそうだと思うけどね。

    俺のスマホは消えていった曲がたくさん入ってるから、

    音楽の墓場になってるよ(笑)」

 

―――曲作りには妥協しないんだね。

 

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