元気タイトル

「北海道の若者って、北海道の魅力を実感できていない気がする…。」

 

何気なく、こんな会話になった。

 

そこから彼らは、北海道・札幌市からほど近い“村”で、

とあるイベントを開催した。

 

すべては、

北海道の魅力を再発見してもらうため。

北海道の魅力を実感してもらうため。

そして、いま以上に北海道を元気にするため。

 

 

学生が主体となって創り上げる、

北海道元気プロジェクト

 

今回は、プロジェクトを代表するメンバーに話を聴き、

その魅力に迫る。

 

 

 

北海道元気プロジェクト

2015年2月に発足。

北海学園大学経営学部・佐藤大輔ゼミを中心とする学生たちが、

コンタクトセンターやデジタルマーケティングなど、幅広い事業を

国際的に展開しているトランスコスモス株式会社と共に、

北海道をさらに元気にする案を策定・実行する。

2015年6月、他大学の学生も巻き込んで、

北海道の魅力を発見するためのイベント、

“ぐるメッセ at 新篠津村(しんしのつむら)”を開催。

 

 

インタビュイー

成田龍祐(なりた りゅうすけ)

1995年、北海道函館市生まれ。

北海道元気プロジェクトの代表を務める。

 

髙橋佳寿美(たかはし かすみ)

1993年、北海道室蘭市生まれ。

北海道元気プロジェクトの代表補佐を務める。

 

将崇(はやし まさたか)

1994年、北海道帯広市生まれ。

北海道元気プロジェクトの渉外と動画編集を担当。

 

神野祐輔(じんの ゆうすけ)

1995年、北海道北広島市生まれ。

北海道元気プロジェクトの渉外を担当。

 

 

 

 

北海道元気プロジェクトの発足苦難

 

―――今日はよろしくお願いします。

 

成田高橋神野:よろしくお願いします。

 

 

―――さっそくだけど、北海道元気プロジェクトが発足した背景って何?

 

成田:僕たちのゼミと、トランスコスモス株式会社(以下、トランスコスモス)さんとの

   やりとりの中で今回のプロジェクトが生まれたんだよね。

   ゼミの先生の、「北海道を元気にしたい」という想いと、トランスコスモスさんの、

   会社として産学連携を進めていた点から、一緒に人材育成を通して、

   “北海道を元気にする”ことができないか、という考えで誕生したんだ。

   それで、今年の2月からプロジェクトが動き始めました。

 

 

―――2月にプロジェクトが動き始めたんだね。

   初めはどんなことをしていたの?

 

神野:最初は本当に何もない状態で、

        “いまの北海道の問題点ってなんだろう?”っていうことを考えましたね。

 

高橋:そうだね。「北海道の問題とは?」みたいな感じでゼロベースで(笑)

   ただ、プロジェクトとしての軸は決めていたかな。

       「私たちが良いと思った北海道の物事を伝える」っていう目標だけは

         ブレないようにしてたね。

 

成田:うんうん。ただ、やっぱりその中でも、難しいことはあったな~。

   価値観がそれぞれ違うメンバーが集まっているわけだから、

        みんなが1つの問題意識とか、1つの目標に向かって、

   プロジェクトを進めていくのはすごく難しかった。

 

:たしかに、問題意識や目標がまとまったところで、

  みんなが本当にそれらに思いを込めて活動できるのか、っていう懸念もあったしね。

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―――なるほどね。じゃあ最初は上手くいくことばかりじゃなかったんだね。

 

成田:うん。

   途中で、メンバー内でやりたいことがバラバラになっちゃって、

   2つに分裂しちゃったんだよね(笑)

 

神野:そうですよね(笑)

   自分は用事があって、最初のミーティングに参加できていなかったので、

   みんなで決めた目標に納得することができなくて…(笑)

 

成田:そうだね。メンバーの信頼関係も崩れかけたよね(笑)

 

:うん。メンバー間に亀裂が入った感じだよね…(笑)

  お互い対立しちゃってたね。

 

成田:しかも、僕はメンバー内で対立したときは、ちょうど中国に行ってたしね(笑)

   帰ってきたら対立してるし、「あれ、どうしよう?」って思ったよ(笑)

 

高橋:うん、ちょうど成田がいなかったときは泥沼状態だったからね…。

   プロジェクトとしての軸を忘れかけていたのかも。

 

:うんうん。あまりにも泥沼化しすぎていて、毎日会議室のホワイトボードに、

  【泥沼脱出!】って書いてから会議を始めていたよね(笑)

 

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―――結構ひどい状態だったんだね…() 

   ちなみに、その泥沼からはどうやって抜け出したの?

 

神野:トランスコスモスさんに、「初めに決めた軸になる部分をずらしてはいけない。」

   というご指摘をいただいて、初めに決めた目標に自分たちの価値観を合わせないと

   ダメだと思って、1つにまとまり直しました。

 

成田:そうだね。一度、2つに分裂したまま、トランスコスモスさんに

   北海道を元気にするためのアクションプランを別々に提案させていただいたんだよね。

   そしたら、“本当にそれって、北海道を元気に出来るものなの?”っていう最初の問いを

   投げかけられて、そこで冷静になって、みんなで力を合わせて

   初めからやろうってなったんだよね。

 

:いま思えば、大きな前進だったね。

 

 

―――なるほどね。そこから再びまとまり始めたんだね。

   その後はどういう形でプロジェクトを進めていったの?

 

高橋:うん。それから、一度初心に戻ろうとして、

    みんなでホワイトボードに北海道の問題だと思うことを

   書き出してみたりしたよね。

 

成田:そうだね。実際に書き出してみると、

   「北海道の若者は、北海道の問題を実感することができていない」という

   問題意識が挙がって、そこでみんなが納得したよね。

 

 

―――そっか。ようやくみんなの意識がまとまったって感じだね。

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