丸山arata
 岐阜の大学生は、愛知・名古屋の大学に進学したかったものの、岐阜に来たケースが多い。実際、僕が通っている岐阜大学も学生の5割以上は愛知県出身で、実家のある愛知から大学へ通う人も多く、岐阜に来るのは学校があるときだけという学生も多い。
 また、岐阜の大学間同士の距離も離れていて、学生たちが交流する機会も少なかった。

―”もっと交流しようよ。”
その想いは学生団体「岐阜人」が生み出す学生フリーペーパー『GIFT』に表れている。
 

GIFT1

岐阜で魅力をめ合う。

―最新号である『GIFT』29号では40ページにわたって多種多様な記事が誌面を彩る。
岐阜の活動的な学生団体や魅力的なスポットを取り上げた記事が並び、
’’獣害問題’’
を取り上げるなど社会的な記事も含め、充実の一冊となっている。

 まずは、岐阜の魅力を伝え、学生同士の交流を促進すること。そして、8年という歴史を持ち、着実に岐阜の魅力を伝える媒体を担ってきた学生団体「岐阜人」だからこそ、岐阜に貢献する使命がある。もちろん、岐阜だからこその楽しい学生生活を送ることができることを伝えたい。そしてさらに、学生団体として社会にコミットしていくために、岐阜で生きるたくさんの人たちの声を、そして魅力を、伝えるべく日々取り組んでいます。

 

GIFT集合写真 (1)

岐阜が与えてくれたに応えたい。

―代表を務める丸山純平が岐阜人に加入したのは、大学2年生の春。
岐阜への想いを込め、日々活動に取り組んでいるが、当初は興味本位であった。


1年生の時、当時のバイト先の店長がフリーペーパー『GIFT』に広告を載せたいから、どうすればいいか聞いてきてくれと。先に学生団体「岐阜人」に加入していた同級生に聞くと、「ミーティングへ来い。」きっかけはそれで、そのまま自然加入。当時は、同期が少ないこともあり、すぐに自分の’’居場所’’ができて嬉しかったですね。

―’’居場所’’という単語は頻繁に取材中に発せられた言葉でもあった。
岐阜の魅力を県内の人々に届けるだけでなく、
メンバーそれぞれが相互に刺激し合い、魅力を高め合える。
そんな’’
居場所’’が「岐阜人」にはある。


入った時は岐阜でなにかしたいという想いはなかった。

文章を書くのが好きだったから、紙媒体で関われるのが嬉しいという想いだけで。

―その活動の過程が彼自身の人生を、変えていった。

  「岐阜人」に参加する前は、交友関係が広いわけでもなく、内気な性格だったんです。
それが企画のリーダーも任せられるようになって、毎日誰かと逢って、予定も埋まっていって。
それが全く苦ではなく、縁が広がり、可能性が広がっていくことに喜びを覚えるようになっていきました。

みぞ会

媒介にわりはない。

―広がった縁は、彼の可能性を引き出し、岐阜への想いを強めた。

代表になって、「岐阜人」の活動に尽力してきました。そのなかで、「岐阜人」という団体で、できること、できないことに気付いたんですね。交友関係を広げる中で、自分でしかできないこと、自分だからこそできることが見えてきた。

 例えば、岐阜大学の魅力的な大学生の出逢いの場を作るための「岐大朝活」、その他にも月1で学生交流会を開いています。学生団体「岐阜人」を通して、出逢った’’素敵な人’’を繫げたいという想いから始めました。さらに岐阜の学生と繋がりたい行政の人が僕に声をかけてくれて、お手伝いさせてもらうことも増えましたね。

―学生と学生が繋がり、学生と社会人が繋がる。 縁と縁の’’媒介者’’として動く彼は、その繋がりを実感する。

 岐阜の学生団体で活動するなかで、岐阜に魅力を感じ、岐阜を好きになるきっかけ作りに貢献することができ、学生団体「岐阜人」のアピールをすることもできた。「岐阜人」から、そして自分から魅力を繋げる活動をするなかで岐阜に貢献できる人材が生まれる。そんなきっかけを与えられる団体であれば、団体自身ももっと魅力的になるだろうし、自分自身がそのモデルケースでありたいという想いがある。

―繋がりの機会を演出してきた彼の次のアクションとは。

来年、休学を考えています。僕は岐阜を出たことがない分、岐阜を客観的に見る視点を身につける必要がある。日本全体の、そして世界の視点から、岐阜を見ていきたい。

この’’休学’’という道を選んだのも、人の縁。世界を歩いた人たちとお話して、全国から「遊びにおいで」という声をいただいて。岐阜の学生=丸山純平と少しずつ言って頂くことが増えた今、次の繋がりを生んでいくために、動いていく必要があります。

FC岐阜

居心地の良い居場所 ’’岐阜’’に恋し、魅力を伝え続ける媒介者。

新たな出逢いに、そしてまだ見ぬ出逢いに恋し、
追い求める媒介者が岐阜にいます。

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【文章:江口 春斗】
【写真提供:丸山 純平】