わだっちトップ⑥

 

 

前回の受験編に引き続き、今回は就活編

 

常識に捉われない就活をしてきた彼の話を

どうしても聴きたかった。

 

東大生の就活事情って、実際どうなの?

大手企業に入らず、なんでベンチャー企業なの?

どうやって、就活すればいいの?

 

その答えとは、いかに。

度肝を抜かれるものばかりだった。

 

 

和田 直也(わだ なおや)

1991年生まれ。東京大学経済学部4年生。「THE 東大生っぽくない東大生」と周りから称されている。大学2年時から学生団体で活動し、3年時からは東京大学の学生経友会(東大生の就活を支援する団体)の商社部門長を務めるなど、様々なところで活躍していた。インターンシップでは、様々な企業で優秀な成績も残した。大学4年時には、友人2人と共に会社を創設。来春からは、ベンチャーコンサルティング企業に就職予定。

 

 

このインタビューは2段構成となっています。

前編はこちら①受験編http://tsunagalien.com/no.401.html

 

 

 

 

来の夢は経営者になること

—経済の世界で生きることを心に決める

 

 

■いきなり聴くのですが、和田君の就活の意識はいつから始まったのですか?

—大学2年生の頃まではあまり考えていなかったんだけれど、3年生のときに東大にある「学生経友会」というところに出会ったのがきっかけかな。東大のOBと現役生を繋ぎながら、東大生の就活を支援する団体で、その商社部門長を務めてた。

 

■なぜ学生経友会に入ろうと思ったのでしょうか。

—高校の先輩が誘ってくれたのがきっかけだった。もともと商社に興味があって、本気でやるなら商社部門長という役職で関わりたかったんだ。商社は人が商材だと思っていて、口が上手くなきゃダメなんじゃないかと思ったときに、自分は向いているかなって。

 

■なるほど。就活を意識し始めてからは、就活というものを和田君はどう捉えていましたか?

—就活って、自分に合っている企業を、上下とか規模で決めるのではなく、自分に合う場所を見つけるための活動なんだよ。そもそも自分が何をしたいのか決めないと話にならない。でも、わからない人がほとんどだと思う。どういう仕事があるかとか、そういう知識がないまま、就職活動をしても、何も意味がない。だったら学習しちゃえばいいじゃんって思ってた。

 

■学習しちゃえばいい、とは?

—自分で見に行けばいいんだよ。インターンもその位置づけだと思う。例えば、ITという分野だったら、その中でどんな仕事があるのかとか、こういう分野が楽しいとか、自分のやりたいことも決まってくるじゃん。

 

■ちなみに、インターンはどのくらいしていたんですか?

—夏休みのインターンも含めると、10社くらいかな。

 

■そこまでやる理由はなぜなのでしょうか。

—興味ある会社が違うし、真剣に入りたいと思う会社がそれくらいあった。コンサルタントでどういう聞き方をするのか、新規事業の立案のときにどの分野が熱いのかなど肌でそういうものを感じた。俺は、将来経営者になりたいという夢があったから、それに一番近いのは新規事業立案のインターンだった。だから自分の中では、将来やりたいことに繋がるインターンしか受けてない。コンサルタントという客観的な見方も学んだし、ベンチャーのような自分で事業を創るようなこともしたよ。

 

■ただ、インターンをすればいいというわけではないと思うのですが、どのようにインターンを選んだりしていたのでしょうか?

—それは、2つ観点があると思っている。1つは、情報を得ること、もう1つは、選択するということに関して。前者に関しては、そもそもインターンの情報をどこから得るのかという話。内定者から話を聞くのもありだし、就活のサイトもあるけれど、一番いいのはどこかのインターンに参加すること。自分が興味を持った分野のインターンに参加し、そこに参加していたインターンの同じメンバーに聞くことだね。後者に関しては、そもそも自分がどの分野に興味を持っているのかを決めなくてはいけない。それはインターンでしかわからないっていうジレンマを抱えることになるわけなんだけど。

 

■先ほど経営者になりたいという言葉を聴いたのですが、そもそもなぜそのように思ったのでしょうか。

—自分でお金を生み出したいという想いがある。アーティスティックな部分でもなく、運動の世界でもなく、経済活動の中で生きようと思った。その経済という枠組の中で、目立ちたいという気持ちが強いから、どうしたら他の人と違う存在になれるかということを考えた。この承認欲求のおかげで東大にも入っているわけなんだけどね(笑)。起業するにしても、具体的にまだ事業は決められていないから、客観的視点でコンサルタントにしたという理由もあるんだ。

 

 

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