わだっちトップ確定

 

 

初めて彼に会った2年前

不思議な感覚に陥った

 

「こんな東大生、今まで見たことない」

そんな衝撃を受けたことを鮮明に覚えている

 

 

お得意のお笑いで

人をいつも笑顔にさせてくれる

 

周りの人はそんな彼のことを

こう称している

 

 

THE 東大生っぽくない東大生

 

多くの人はまだ知らない

今、和田直也の知られざる真実に触れる

 

 

和田 直也(わだ なおや)

1991年生まれ。東京大学経済学部4年生。高校受験にて、東京大学合格者数No.1の名門開成高等学校に入学。現役時に東京大学を受験するも惜しくも届かず、早稲田大学政治経済学部に入学。仮面浪人という形で、翌年に東京大学を再度受験して、見事合格。東京大学に入学後は大学内の活動や課外活動に尽力している。趣味は漫才と麻雀。「THE 東大生っぽくない東大生」と周りから称されている。愛称はわだっち。

 

 

このインタビューは2段構成となっています。

後編はこちら②就活編http://tsunagalien.com/no.402.html

 

 

 

 

役の大学受験で、早稲田へ。そして、仮面浪人。

—東大まで、あと2点届かなかった

 

■現在東大に通われているわけですけど、昔から勉強は頑張っていたタイプなのでしょうか?

—いや、小さい頃から水泳をずっと頑張ってきて、中学校も水泳が強い学校に通っていたんだよね。全国大会にも出たし、水泳の方で頑張ろうと思っていた。受験のことをちゃんと考えたのは、中学3年生の頃かな。

 

■中学校が中高一貫校の私立に通いながら、高校受験をしたのですよね。

—そうだね。それもあって、部活の引退も特になくて、部活と勉強の両立で悩んだこともたくさんあった。環境の違いのなか、高校受験をすることになっても、周りの先生や友達は頑張れって、応援してくれて、お守りもくれて、とても嬉しかった。開成高校に合格したときに、みんなから色紙をもらったんだけど、今も宝物の一つになってるよ。

 

■開成高校に入学して、東大への受験を意識し始めたのはいつ頃なんでしょうか。

—開成高校は運動会がとても伝統的で、それが終わったら、みんな勉強モードに入る。運動会が終わるまで全然勉強していなかったけど、それが終わってから、平日は塾の毎日、休日や夏休みは14時間当たり前のように勉強していたね。

 

■すごく努力してきたんですね。現役時の、大学受験はどうだったのでしょうか?

—まず、現役時の模試の結果はそこまで良くなかった。東大に関しては、B判定かC判定しか出なかった。それでも、俺は東大に受かると思っていたし、周りからも「和田は受かるでしょ」と言われていたね。でも、見事に落ちた。

 

■具体的に、現役時の東大受験のことを教えてほしいです。

—受験に入ってから、最初のセンター試験で失敗したんだよね。俺の受験した年(2010年)の数学が難しかった。それの影響で、他の教科も引きずられて、予定では900点中800点を目指していたところ、732点しかなかった。足切りは通ったけど、二次でみんなより遅れていることを考えたら、マイナスの思いもあったね。さらに2次試験でも、ミスが続いて、数学の簡単な計算ミス、世界史の解答用紙を間違えて、全部合わせたら2点足りなくて、東大には落ちた。予備校行く気になんかなれなかったよ。

 

■それで、現役では早稲田へ進学したと。

—早稲田大学の政治経済学部と慶應義塾大学の経済学部に合格して、早稲田を選んだ。そこで俺は仮面浪人という道を選ぶことにした。やっぱり、第一志望じゃないことって、不安でつらいことなんだよ。早慶は私立でNo.1だし、行きたい人もたくさんいる。これは環境のせいもあるだろうけど、それでも俺は物足りないと感じてしまったんだよね。

 

■なぜ「浪人」ではなく、「仮面浪人」という道を選んだのでしょうか。明確な理由はありますか?

—もったいないから、というのが一番の理由かな。他の大学を知らずして、振るっていうのは失礼だと思ったのもある。

 

■なるほど。具体的に聴きたいです。

—その大学のことを知らないで、受験して、辞めます、って何様のつもりだよ、って自分に言い聞かせていたんだよね。

 

俺は、慶應よりも早稲田を知りたいと当時思っていたから、早稲田を選んで仮面浪人をした。同じだけの額を払って予備校で一年過ごして、同じ受験勉強するのと、同じだけの額を払って大学の勉強をして友達を増やすことは、どっちのほうが俺にとって有益なのかな、と考えた。

 

そう考えたときに、当たり前に仮面浪人の道を選んだ。

 

 

■それは、確かに理想だと思うのですが、不安はなかったのですか?

—不安だらけだよ。俺の唯一の支えは2点足りなくて落ちた、ということだけ。早稲田に入学したときから「仮面浪人して、東大に行く」と周りに言ってたんだけど、「和田はもったいないからそっちのほうがいいよ」と言ってくれる人がけっこういたんだよね。頑張るしかないじゃん。

 

■人間関係的な部分で、仮面浪人はとても不安になると思うのですが、どういう形で早稲田と接していこうと思ったのでしょうか?

—大事なのは、仮面浪人している大学を、自分の通っている大学として認めることなんだよ。俺は早稲田の内容や人間、授業形態や雰囲気とか、自分の役割を知ろうと思って入ったのに、なんで自分の居場所を失くすようなことをするのか、って考えていた。だから俺は、「東大に挑戦するけど、もし落ちたら受け入れてね」と、早稲田の友達に言っていたね。

 

■受験においての、仮面浪人の不安要素を教えてください。

—予備校に通っていないから、自分の勉強が正しいかどうかわからないことだね。自分のやり方で好きなようにやれるのは幸せだけど、不安でいっぱいだった。

 

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