A2プライズ用ポスターKOKE中最近の友達がKOKEくん”のアプリにはまっている。

ぼーっとした表情、丸っこい体、何より頭のボザボサがたまらないらしい。

そういえば、この前Twitterで“リアル”KOKEくんと称する全身緑タイツの集団も見かけた。

 リアルコケkoe

KOKEくんっていったい何者なんだ!? KOKEくんをプロデュースしている株式会社リプロモの斉藤翔さんにお話を伺いました。

画像最終saisshu

 

斉藤翔(さいとう めぐる)
株式会社リプロモ代表取締役。大学在学中にリプロモを立ち上げ、ぬいぐるみ型防災グッズ「防災クマさん」を販売。2011年、キャラクタービジネスへ進出。KOKEくんを世界的人気キャラクターに育てるため、インターネットを中心にコンテンツを拡大中。
株式会社リプロモ http://ripromo.com/
KOKEくん公式サイト http://ripromo.com/kokekun/

KOKEくんっていったい何者なんですか?

実在する8種類の苔(コケ)をモチーフにして描かれたキャラクターです。主にインターネットやソーシャルメディアを利用してコンテンツを展開しています。

なるほど!最近アプリやTwitterでよく拝見します。

他にも4コマ漫画、ゲームアプリ、Vine(6秒動画投稿アプリ)、ショートアニメ、コケ診断、スタンプなど、様々なKOKEくんのコンテンツを提供しています。

弊社はコンテンツを通してKOKEくんのことをたくさんの方に知ってもらい、キャラクターのブランディングを行い、グッズ販売につなげるビジネスを行っています。KOKEくんグッズは全国のヴィレッジヴァンガード100店舗以上とZOZOTOWNで販売されています。

幅広くコンテンツを提供なさっているのですね。Twitterで話題になった全身緑タイツの集団“リアルコケくん”もコンテンツの一部ですか?

はい。リアルコケくんはKOKEくんを普及させるために生まれたコケの妖精です。リアルコケくんによるフラッシュモブは渋谷・原宿などでこれまで5回行われてかなり反響がありました。
(
フラッシュモブとは街や駅など様々な場所でたくさんの人に向けて行うドッキリのこと。ネットを使って参加者を募る。)

リアルコケくんフラッシュモブまとめ http://togetter.com/li/681069

 ~早速筆者もKOKEくんのコンテンツで遊んでみた~

ストーリー4コママンガ
個性豊かな8種類のKOKEくんと愉快な仲間達のお話。「僕もコケくんが欲しい!」と主人公コケルを羨む丸川くんの気持ちが良く分かります。
コケストーリイー
6秒ループ動画アプリVine“KOKE-kun”

KOKEくん動画がたくさん。KOKEくんがスイカ割りや屋久島川下りに挑戦!? どれも凝っていて面白い。
さささsさ

 

 その他“キャラクターフェアトレード”という社会貢献もされているそうですが、これはどういった取り組みですか?

KOKEくんのデザインを世界の貧しい人達に無償で提供して、彼らの作った製品を公正な価格で買い取っています。それを国内で販売して、現在は収益をすべて募金しています。
CIMG136712(ネパールとのキャラクターフェアトレードで生まれたKOKEくんフェルトキーホルダー)

この「KOKEくんフェルトキーホルダー」をチャリティ販売会に出すと、以前はそれほどチャリティに興味を持たなかった人にも興味を持ってもらうことが出来ました。

今後弊社の規模が大きくなったら、日本の有名キャラクターを巻き込み、世界中の貧困地域でキャラクターフェアトレードという仕組みを広げたいです。

 元々リプロモは、ぬいぐるみ型防災グッズ「防災クマさん」を中心に販売していた会社だったと伺っています。キャラクタービジネスに挑戦した経緯を教えて下さい。

防災クマさんはテレビの情報番組でも多数紹介された弊社の看板商品でした。しかし「防災用品の製造販売で今後も会社を続けていけるのか」という漠然とした不安があり、新しいビジネスの形を模索していました。

そんな中でキャラクタービジネスに出会いました。ちなみにキャラクタービジネスとはキャラクターのライセンス(使用権)をグッズメーカーに貸出しライセンス料を受け取るビジネスです。

これまでは人気の出たテレビアニメや漫画のキャラクターのライセンスを取引する形が主流でした。 幣社のようにキャラクターをゼロから生み出し、自力で認知度を上げてライセンスの取引を行う企業はこれまでほとんどありませんでした。

他のビジネスではなく“キャラクタービジネス”に挑戦した背景や要因はありましたか?

いくつかあります。1つ目はインターネット・ソーシャルメディアの普及です。これらが普及したことでコストを抑えてコンテンツを展開できるようになり、キャラクタービジネスへの参入障壁が低くなりました。

幣社は防災クマさんを販売していた時代からソーシャルメディアを活用したプロモーションやWEBサイトの運営を行っていましたので、その経験をキャラクターのコンテンツ展開に活かせるのではないかと思いました。

2つ目は防災クマさんで培ったモノ作り・流通・小売りのノウハウがあったことです。キャラクタービジネスではメーカー・小売業者との関連性が非常に重要なので、それらの経験と知識が必要不可欠でした。

3つ目は、キャラクターのコンテンツを制作するクリエーターとの関わりです。私の家族や親戚の多くがクリエイションに携わる仕事をしているため、クリエーターの「モノの考え方」に馴染みがありました。その経験がクリエーターと信頼関係を築く上で役に立つと思いました。

最後に、リプロモの今後の展望を教えてください 。

まずはKOKEくんを大ヒットさせて人気キャラクターをゼロから生み出す仕組みを確立させたいと思っています。その仕組みを活用して、世界的なヒットキャラクターを次々と送り出していきたいです。

 

KOKEくんって何者?キャラクタービジネスなんて聞いたことない…

そこから始まったインタビューでしたが

斉藤社長の挑戦を聞くうちにキャラクター業界の今後が楽しみになってきた。

リプロモの取り組みに今後も目が離せない。

 【執筆:中村勇斗 写真:吉田健一】

株式会社リプロモ http://ripromo.com/

KOKEくん公式サイト http://ripromo.com/kokekun/