同志社大学 商学部 三回生

川島 正泰

 

 初めからある発想は捨てる。

別の視点から新しい発想を生み出す。

彼のその発想はどこから来るのだろうか?

その魅力に迫る。

 

 

京都でクーリエジャポン読書会を主催 ワンダーフォーゲル部広報担当

国際交流、部活での広報活動、読書会主催、ビジネス研修など多方面に渡って活動を行ってきた。
ワンダーフォーゲル部の広報活動を通じて体育会の部活の定義を根本から変え、彼にしか出来ない新しい発想でコンテンツを作る。

  ワンダーフォーゲル部とは・・・

自然の山野を徒歩で旅行する野外活動部のことだ。
同志社大学での活動は登山、アルプス級の山を長期縦走、雪山スキーを主な活動としている。
他にも沢登りや自転車、ラフティングなど幅広く活動している。

 

 

中学・高校生時代は本当に普通の学生

 

―大学生の間で分野問わずたくさんの活動をアクティブにされていますが、そのきっかけは何だったのでしょうか

 

それが中学高校時代はいたって普通の子でした。どちらかというと運動嫌いで本ばかり読んでいる子でした。
ですが高校生の頃にオーストラリアへホームステイをしたんです。このことが今の自分を作っているきっかけの一つになりました。
たくさんの国の人と関わり海外の情報を得て意見を交わしていくうちに、大学に入学してもっと深く勉強して行動の幅や視野を広げて行きたいと考えていました。

 

行動のモチベーションは好奇心

 

―でしたら大学入学前から意識は高く持っていたのでしょうね。

 

そうですね。サークルに入って大学生活を楽しみつつも、自らを高めて目標のために勉強をしようと。様々な活動に取り組む日々を送っていた中でTEDの講演会で話されていた方の印象に残った言葉がありました。

「自分の周りには起業したいんですよという人がいたけれども、学生でしかできないことをした方がいいよ。」

それを聞いて、それだったら大学生でしかできないことって何だ?と考えた結果ワンダーフォーゲル部に入部しました。スタートラインが同じで、スポーツ独特の「競争」では無く、自分が成長できる点に魅かれましたね。また、ワンゲルって何?という、逆に分からないから知りたいという好奇心の気持ちもありました。

 

―実際にワンゲル部に入部してどうでしたか?

 

本当にしんどいです(笑)それでも登り続けるのは耐え続けた者にしか味わえない感動や絶景が待っているんです。それを広報担当としてそれをどう伝えていくか考えた結果、マーケティングとブランディングを変えて、部活の定義を根本から変えていこうと思いました。

 

逆の発想を大切に

 

―マーケティングとブランディングを変えたとは??

 

登山のイメージはどうしても「しんどい」「辛い」というマイナスのイメージがありますよね。楽しいというイメージは捨てて「入ってじゃああなた達はどうする」ということを伝えたかったのです。だいたいの大学生の部活やサークルのHPって「うちは楽しいんです!」と、とにかく楽しい!!という点だけを強調しているものが多いですよね。でも、それは自分目線になっていて違うのでは?と感じたのです。逆の発想をして、読者目線でどうであるのか。その人の心情に訴えかけるものにすべきだと思いました。また、「行ってみたい!」と思えるようなインパクトのあるものを作り上げました。その時は新歓の時期でしたので、自分の目でこの景色を見てみたい!と思ってもらえるに写真をたくさん使い、イメージしやすいものにしました。結果は上手くいき、今後も新しいコンセプトで広報活動や部活動に取り組みたいと思います。

これからはこのように体育会の部活の定義を根本から変えるコンテンツを作っていきたいと思います。そうすることで、学生にサークルや学生団体もあるけども、部活という選択肢があるということを提供していきたいのです。

 

本当の世界を見るために

―新しいイメージを作り出すことを大切にしているのですね。

 

そうですね。部活での広報に限らず、今までの経験を通じてから「本当はどうなのか?実際はどうなのか?」と考えるようになりました。表面だけでなく根にある根源をしっかり見て、それから行動をすることですね。そして根本から解決していくようにしています。やっぱり新しいことを始めようとすると苦労します。ですが振り返ると今までやってきたこと全てが点と点で繋がっているのです。ある点さえ見つければ後はうまく進むことが出来ます。それを見つけられるように努力し続けています。そしてこれからも常に「本当の世界」を見るようにしていきたいですね。

 

彼の好奇心と行動力は留まることなく成長し続ける

次はどんな発想が生まれるのか?

彼のアイデアは私たちを新たな世界の発見へと導いてくれるだろう 

                                                                         【文・・・清水 七海】