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No.36

 

名前:中村晶洋

学校:駒場東邦高校2年

所属:陸上競技部 部長 短距離班長

 

まずこちらを観ていただきたい。

 

 

 

目にもとまらぬスピードで私の前を風のように駆け抜けていったのは、

陸上100mで11″39の自己ベストを持つ駒場東邦高校陸上競技部の中村さんだ。

19歳男子の50m走の平均が7″4であるため単純計算で100mは平均15秒。このことからも中村さんの速さがお分かりいただけるだろう。そんな短距離のスペシャリスト「短距離アン」に速く走るコツを伺った。

 

Lien:中村さん私も速くなりたいです!!

 

中村さん:僕が思うに足が速くなるには体力・技術うんぬんかんぬんより「気持ち」が大事だと思います。皆さんも小学校の頃の駆けっこでドキドキしながら全力で走っていたと思うんです。そういうドキドキ感で走るといいんじゃないですか。

Lien:なるほど。「小学生のときの好きな女の子の前で1番になったら絶対あの子オチるだろな~ラブラブ!」とかそういうドキドキ感が大切なんですね。技術的な面も少し教えてください!

 

中村さん:「つぶれない走り」をしてください。球技スポーツをやっている方とかは特にブレーキをかける動きが体に染み付いていると思います。腰が低かったり、接地時に力みすぎて膝がつぶれているなどがないブレーキの少ない走りを意識してみるといいですね。

 

Lien:なるほど。つぶれない走り。みなさんも走る前は飲みすぎに注意しましょう。

 

中村さん:加えて走る前の1、2週間での調整練習も重要です。直前にたくさん走ってしまうと体力がなくなるので、2週間前にスピードの高い練習をして、直前の1週間は疲労回復にあてると体にスピードもついてて、疲れも取れているのでいい感じになりますよ。

 

Lien:ありがとうございます!!中村さんのアドバイスで100m、9秒台で走る日もそう遠くはない気がしてきました。

 

 

 

★本サイト限定★

中村さんの大会当日のアップメニュー公開

 

これを真似すればあなたも短距離アンの仲間入り!?

 

①ジョギング

⇒まず体を温めます。

 

 

(腕が1本のように見えますが決して心霊写真ではありません。)

 

②体操

⇒体操によって体にしなやかさを生み出します。

 

 

③ストレッチ

⇒中村さん「顧問の仲桝先生(インターハイ優勝、100mHの沖縄県記録保持者)も言っていたんですが、走る時は股関節を動かしていないと走れない。なので静的ストレッチから動的ストレッチ(ドリル)を行い重点的にならしていきます」

これが静的ストレッチ。

 

 

 

こちらが動的ストレッチ。徹底的に股関節を攻める中村さん。

 

 

④流し

⇒7割くらいの力で気持ちよく2本ほど80m位走ります。

 

 

⑤ダッシュ

⇒ほとんどMAXに近いスピードで短い距離を走り体に刺激を入れます。

中村さん「走り方としてのポイントなんですが、スピードを高めていくときは足を引き込みながら接地してください。これを「ドライブ」と言います。先に言ったブレーキの少ない走りにつながるんですが足が地面についてから引き込むと、引き込みながら接地するより余計に足の力を使ってしまうんです。」

 

 

 

(腕が1本のように見えますが決して心霊写真ではありません。さっきと逆腕w)

 

「これらをこの順番で行えば100%に近いスピードで走れるようになっているはずです。」

 

中村さんから最後にアドバイス

「アップとは、いざという時にちゃんと走れるようにしてくれる準備です。みなさん疎かにせず入念にやってみてください」

 

2週間後に都大会を控えていながらも快く取材に応じていただいた中村さん。

大学に入ってからも陸上を続けるそうなので、彼がウサイン・ボルトを倒す日、いや人類初の8秒台ランナーになることを願ってやみません。

中村晶洋(なかむらしょうよう)。

みなさん覚えておいて損のないはずです。

 

ありがとうございました。

 

ロケ場所:世田谷区立総合運動場

  

 

【文・写真…長瀬晴信】