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北海道最大の歓楽街、すすきの。

 

そこに、他とは少し違った雰囲気のお店がある。

 

 

『Tack Bar』(タック バー)。

 

 

様々な年齢・職業の人々が集まる、セカンドハウス(アジト)のような場所。

 

ここでは、初対面の人同士でも仲良くなれる。

誰とでも、繋がることができる。

 

 

そんなアットホームな時間と空間を提供している、Tack Barの店主。

 

それが、人との“出会い”と“繋がり”を大切にしている、

 

向山 理

 

 

 

向山 (むかいやま おさむ)

1988年、北海道札幌市生まれ。

高校時代、一つの通過点として、20代のうちに経営者になることを目標に掲げる。

カメラマンを含む様々な仕事を経験し、

2011年からバックパッカーとして東南アジアを旅した。

現在はTack Barの店主として、

人との出会いを大切にしながら、自らが関心のある様々な活動に取り組んでいる。

Twitter: @osa_mu

Facebook: 向山 理

 

 

“人”から学ぶ

 

俺がいつも思うのは、結局は何でも“人”っていうことなんだよね。

多くは人から学ぶし、学ばせてもらえる。

 

 

まぁ、つまり、世の中には本やインターネットがあるけど、その先には必ず人がいて、

その人を知ることで自分を知れると思う。

 

 

俺はよく、自分と関わっているみんなのことを「先生」って言うんだよね。

誰でも、絶対長けている部分があると思うし、

加えて劣っている部分もあるから成り立っているんだ。

 

 

だから、どんなに訳わからない人でも、

まずはどんな人なのかを見るようにしているなぁ。

あ、ちなみに趣味は人間観察ね(笑)

 

 

そういう姿勢が、結果的に自分の学びにつながると思っているんだよね。

 

 

 

「Tack Barは、温かいんだよ。」

 

Tack Barってさ、よく分からないお店だと思わない?(笑)

 

 

Tack Barは、来た人をその場にいる全員に紹介するのさ

そんな飲食店ないと思う(笑)

 

 

「こいつは俺の中学時代の友達だ。」とか、

「この人はこの前のイベントで出会った、誰々だ。」とかね。

 

 

 

それで俺はね、Tack Barに来てくれた友達と2人とか3人とかで話すのも楽しいけど、

自分の友達と、また別な自分の友達がTack Barで出会って繋がってくれたら嬉しいし、

そこで“何か”が生まれるんだよね

 

 

カップルになる場合もあるし、

お互いの得意分野を合わせてこういうことができるんじゃないか、とかね。

 

 

それで、そういった気づきだったり学びだったり、何でもいいけど、

そのキッカケの一端になれるような空間を提供したいっていうのが、Tack Barなのさ。

 

 

だから、けっこうTack Barは自由なんだよ?

飲み物を頼んで、一口も飲まないで寝ている人とかいるからね(笑)

 

 

 

あと、Tack Barは一人でも来られる場所なんだよね。

話を聞きたいっていう人もいれば、話をしたいっていう人もいるし、

誰かと出会いたいっていう人もいる。それぞれニーズが違うのさ。

 

 

まぁ、みんなが帰ってこられる場所だね。

 

小さいかもしれないけど、“Tackコミュニティー”があってさ、

そこに触れることで、心が洗われるようなイメージだなぁ。

 

 

だからTack Barは、人と人とのつながりが多くて、本当に温かい場所

 

 

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バックパッカー時代

 

海外の人はみんな優しかった。

 

というより、

日本にいるときは自分が相手の行動を、“嫌なこと”と決めつけていただけなのかもしれない。

 

 

 

海外でそういうことを思い知らされる経験があってさ、

相手の行動を嫌なことって決めつけていた自分が申し訳なく思えてきちゃって。

そういったことを海外では主に学んだな。

 

 

 

だから、いま思うのは、お互い牽制しあっていたら、それ以上仲良くできないってこと

それより、もう全部をさらけ出すようにしているかな。

 

 

そう考えるようになってからは、

人と会って別れるときは、握手かハイタッチをするようにしているんだよね

そういう体の触れ合いは、仲良くなる上で絶対的に大切だと思うからね。

 

 

 

で、海外でさ、英語が分からなくても一緒に飲んだり、

一緒に笑ったりしていたら、なんとかなるんだよね(笑)

それなりに通じ合っちゃうんだよね(笑)

 

 

本当にそういう面では温かかったなぁ。

 

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“繋がり”を大切にする

 

俺、自分の時間があるときに誰かに誘われたら、断らないんだよね。

たしかに、「ちょっとめんどくせぇな。」と思うときも、たまにはあるけどね(笑)

 

 

 

誘ってもらって誰かと飲んだりするとさ、またさらに相手のことが見えてくるんだよね。

それで、その人の友達が来てくれてさ、顔なじみになったりとかもあるし、

結局は“繋がり”ってそういうところから始まると思うんだ。

 

 

 

そういう風に思えるのも、“繋がり”自体が楽しいからなんだよね。人が好きなんだ。

本当にいろんな人がいるからね(笑)

 

 

 

一つ一つ、何に対しても人それぞれ違うからさ。

育ってきた環境であったり、生まれた場所だったり、関わってきた人であったり。

 

 

自分が持っていないものを持っている人と関わるのが、本当に楽しい

周りの人から、たくさん学ばせてもらっている。

 

 

 

でも昔は本当に調子に乗っててさ(笑)

「もしも俺が3人いたら」、とか、「人に影響されたくない」とか思っていたの(笑)

 

 

でも本当はそうじゃなくてさ、あるとき、

「影響され続けた結果、今の俺があるんだ」ってことに気が付いたんだよね。

 

 

だって、俺が3人いたところで、俺が不得意な分野に関しては、何の補い合いもできないもん。

だからそこは、同じ志を持っている仲間とやった方がいいなってことに気付いた。

 

 

 

本当に人から教えてもらって、周りにみんながいたから今の俺があるって考えたら、

たとえ嫌な人でも、むかつく人でも、全員必要だと思うんだよね。

 

 

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仲間と生きる。

 

俺将来さ、“人間らしく過ごせる村”をつくりたいんだよね

 

 

村の中に家があって、農作物を育てる畑があって、山があって、川があって、

海があって、っていう感じで、人間らしく自然から学べるようなイメージかな。

 

 

そういう環境とかコミュニティーで、

みんなが遊びに来るような場所をつくりたいと思っているんだ。

 

 

それでやっぱりそこには、周りに友達がいてほしいし、

お互いに支え合って、助け合って、補い合って、喜びも悲しみも共有し合って、

最後に「楽しかった。」って言って終えたい。

 

 

 

そのために、

“人にいい影響を与える人間になりたい”っていうのが、俺の永遠のテーマなんだ。

 

 

だからこれからも、一生勉強。

 

 

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人の出会いには限りがある。

 

なかには一生、出会うことのない人もいる。

 

 

だからこそ、周囲の人のありがたみを感じ、

常に繋がり合おうとする。

 

 

いつでも彼の周りには仲間がいて、

そこから新たな“出会い”と“繋がり”が生まれる。

 

 

その一つ一つを大切にしている男、

それが、

 

向山 理

 

 

 

 

【文責:山田祐也】    

【写真:向山理・山田祐也】