明石くん1

 

 

愛知県で、教育に熱く携わる男がいる。

 

 

明石竜斗。

 

 

中京大学の教育団体「SHINKA」では代表を務め、

他の教育団体のイベントにも精力的に参加している。

 

 

そんな彼は、どんな信念を持って

教育活動に参加し、想いを紡いできたのか。

 

 

その想いとこれからを聞いた。

 

明石竜斗
中京大学2年。島根県松江市出身。
中京大学教職サークルSHINKA代表。東海教職コミュニティーSTEP所属。
小学生のときから始めたサッカーは今年で11年目になる。

 

 

 

今年の9月に立ち上げられた教育団体「SHINKA」。

活動は、彼が通う中京大学・豊田キャンパスで行われている。

 明石くん1

まずは、仲間を作ること。

 

教師志望の人たちは、大体3年生から勉強を始めるけど、それでは遅いと感じてた。

 

もちろん3年生から始めて間に合う人もいれば、間に合わない人もいるわけ。

 

でも、それで「間にあった人」が教育の現場に出たとき、

しっかりと教師として教育に関わっていくことができるのかって考えたときに疑問符がでた。

 

 

体育学部の生徒が多い中京大学・豊田キャンパス。

もともと体育に関しては、教師志望の学生が多かったと言う。

 

そんな豊田で、彼は「SHINKA」として、どのように活動を行ってきたのか。

 

SHINKA」では、まず仲良くなることを大事にした。

 

というのは、人数が多いから、

同じ教員を目指している学生でも顔も名前も知らないっていう現状があって。

 

だからこそ、集まってくれた人たちで仲良くなって、教員になったあともお互いに相談しあえるような、協力し合えるような仲間を作っていけるような環境を作りたいって。

 

 

「ただ、仲間を作るというだけではない」と話す明石さん。

 

仲間を作るだけでは馴れ合いにしかならない。

お互いに厳しいことも言い合える関係を作ること。

 

それは教員採用試験の勉強だけではなくて、それ以外のこと。

 

話すこと、聞くことの当たり前のように見えることだったり、

みんなで将来のことを考えることだったり、ちょっと違うことをやりたいなと思った。

 

「SHINKA」の提供する教育イベントに参加する人も増えてきた。

だからこそ、彼はこだわり続ける。

 

参加するための申請とかはない。だけど、何回も参加してくれる人たちがいる。

その人たちのためにも最高のものを提供し続けなければいけない。

 

 

教師になりたいと夢を持つ学生に機会を与え続ける明石さん。

そこには彼の教師に求める理想があった。

 

 明石くん2

 

夢を持ち続けてほしい

 

学校の生徒たちが、家以外で、一番、関わっていく大人が教師。

そしたら、その教師が生徒たちを最高に後押しして、支えてあげないといけないと思う。

 

では、彼はどのように生徒たちの「夢」を後押ししていくのか。

 

俺が夢を持つ。

俺が生徒の前で、大人たちの前で夢を語り続ければいい。

 

子どもは見えたものの真似をする。

だからこそ、「俺の真似をしてくれ」と。

 

俺の夢が実現すれば、生徒たちも「俺もちょっとやってみようかな」ってなると思う。

 

なにより、かっけえやん。

バカみたいに夢を語ってる先生って、「バカだな」って思うけど、興味を持つでしょ?

 

 

そんな彼が代表を務める「SHINKA」は60人のメンバーを持つ大きな団体となった。

彼は「SHINKA」の今と未来をどのように捉えているのか。

 

 

今までは、俺が中心でやってきたけど、

身近な人たちが協力してくれるようになって、今ではリーダーにまでなってくれるようになった。

そのメンバーが10人いる。

そいつらがいれば、この60人まとめていけると思ってる。

 

それはこれからも変わらない。

 

「個が強すぎて、面白い。

ただ教師になるだけじゃ面白くないって思う人が集まってる。」

 

メンバーに対して信頼を置く明石さん。

今後は「SHINKA」をどうしていくのだろう。

 

明石くん3 

俺たちが背中で魅せていくこと。

 

「SHINKA」が文字通り進化する道を作らないといけない。

 

そのモデルになるのは俺たち。

俺たちがモデルになったうえで、これからはどんどん下級生を入れていきたい。

 

今後の心配はまったくないし、むしろ団体としての形はなくなってもいいと思ってる。

それぐらい「SHINKA」の未来は後輩に委ねてる。

 

 

後の世代に対して、道を開いていく。

自分自身がモデルになって、魅せていきたいと。

 

夢は中京の教採合格者をSHINKAのメンバーで埋めること。

 

それが達成できればいい。

そしたら、俺たちは後の世代を応援していける。

 

「俺たちはこうやって頑張ってきました」って。

 

そうすれば、俺たちが教師になったあとに戻る場所ができる。

「原点」があるということ。
戻る場所があるってのは嬉しいことだと思うから。

 

だからこそ、ずっと繋がっていられる今のメンバーは一生もんの宝物。

「SHINKA」大好きだもん。

明石くん2 

 

 

力強く、言葉を刺すように話してくれた明石さん。

 

 

言葉と行動で、彼自身が夢を追い続ける。

 

 

その姿に影響されて、

どれだけの子どもたちが未来を創っていってくれるのだろう。

 

 

未来を背負うために、夢で魅せる。

 

 

その背中は何よりも輝いて見えた。

 

明石竜斗
Twitter : @710814(https://twitter.com/710814)
Facebook:Ryuto Akashi(https://www.facebook.com/ryuto.akashi?fref=ts)

 

【文章:江口 春斗】

【写真:江口 春斗・明石 竜斗】