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学生団体CROOOSS代表 上南正博
自衛隊で働くという経験を経て、夢を持ち大学生に。
そして1000人の社長と学生を
繋げる学生団体CROOOSSを設立。 

 

自衛隊という自由の少ない環境にいた僕だからこそ言える。

たくさんの人と出逢ってたくさんの価値観を知ってほしい。

学生にもっと夢を。』

 

 

「あだ名」が繋げる

 

「お前、じぞうみたいやなぁ(笑)。」

自衛隊の恩師の一言で決まったあだ名「じぞう」。

「え?じぞう?」と最初はびっくりするようなあだ名だが、上南さんにとって大きなきっかけをつくる名前だった。

彼の恩師となるルームメイトがつけたインパクトのあるあだ名はみんなに覚えてもらい、先輩からも声をかけてもらうきっかけになったという。

「全国各地に心から繋がることができる友人がいます。そんな人たちに出逢えたことって本当に幸せなことなんです。」


「じぞう」という名前は今でも繋がる大切な仲間を作ったのだ。
そして学生になった今も「じぞう」という愛称は変わらずにある。

  

大学生になるのはいつでも遅くない


高校を卒業したら大学に進学したかった。その思いは自衛隊に入っても忘れることなく心にあった。

「母が一人手で3人の子どもを育ててくれたんです。僕は長男だから家のために、働くことになりました。」

家族のために働く決断をして自衛隊に入った上南さん。自衛隊に入って感じたことは世界が狭いということだった。家に帰ることができる日も限られており、最初はホームシックになったという。

「何で僕は働いているんだろう。みんなは高校を卒業して大学へ行っているのに…。」

働くということを経験し、仕事における将来のポジションが見えてきた。「このままじゃいけない。」そんな思いが生まれ「自分で学費を稼いだら大学生になる!」という決意をしたのだ。

 

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1000人の社長を繋ぐ

 
「大学に入学して驚いたんです。目標を持っていない人が多いことに。」

 夢・目標がない、それを発見しようともしていない。そんな大学生が多いことに気づいた上南さんは動き始めた。

「大学生に何か見つけてほしい。」そんな思いで「社長1000人をつなぐ」というコンセプトを持った『学生団体CROOOSS』という団体を設立した。

設立当初は「飛び込み営業」の日々だった。
アポなしで会社に飛び込み、1か月200社を回る月も。それでも話を聴いてくれるのは20社ほど…。

「たくさん断られるからこそ、話を聴いてくれた社長には今でも心から感謝しています。」

 そしてそのような社長に恩返しするためにも、今も目標に向けて活動し続けています。

 

 

雲の上の存在を近くに。そこで見つかること。

 
「社長って雲の上の存在って感じませんか?僕は感じていました。だから社長と学生を繋げたいんです。話しを聞いてくれる社長って、そんな思いに共感してくれる人たちなんです。」

「雲の上の存在」と「学生」が繋がることで学生に新たな夢・価値観を見つかれば、と考えている。

「自分自身も多くの社長と出逢うことで『家庭崩壊問題を解決したい』という夢を見つけたんです。」

実際に営業をして社長と話す中で上南さんも、新たな価値観、そして自身の夢を見つけたのだった。

「僕はずっと両親のことを好きになれなかった。両親が持つ悪い癖が嫌いだったので…。でも、それじゃダメだって気づいたんです。」

「両親を好きになれない」そんな思いをしている人は少なくないのではないだろうか。

家庭の問題から生まれる全ての社会問題、心の問題や虐待の問題などを予防し、解決して次世代につなぎたいという。

無題

 

強みは営業力

 
「見つけた価値観、夢のために今やることは営業なんです。」

 団体が大きくなった今でも営業活動を続けている。それは繋がりを作り続けるため。
実際に会社に出向き、社長へインタビューも行っている。色んな角度から人との繋がりを作っているのだ。

「共有してこそ協力なんです。色々なことを共有して、僕が新しい価値観を見つけたように、みんなにも新しい価値観と出逢ってほしい。」

 

 上南さんは自分が得たモノを発信して、新たな繋がりを生み続けている。

そこには想いやりがあるんですよ。自衛隊にいた経験から人に感謝されることの感動を知っています。想いやりを持つこと、みんなに貢献することの大切さを知っています。だからみんなに感謝して想いやりを持っていたいんです。」

「自分自身が新しい価値観を見つけたように、大学生のみんなにも夢を、目標を、新しい価値観を持ってほしい。」

「この経験を共有したい。」

この気持ちには上南さんの『想いやり』がたくさん詰まっているのではないだろうか。

 

「じぞう」という愛称でたくさんの人との繋がりを作った上南さん。
次は「じぞう」という愛称でたくさんの人を繋ぎ始めている。

 

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Facebook:学生団体CROOOSS

Facebook:上南正博

 

 

 

 

【文・・・田中瑞穂】