今回は、T大学に通いながらキャバクラ嬢として働いているAさん(以下、A)にお話を伺いました。

 

 

★まず、キャバクラ嬢になった経緯を教えて下さい。

 

A:はい。私は小中高と有名な私立の進学校に通っていました。両親はかなりのスパルタ教育で、小さな頃から友達と遊ばせてもらえずお稽古と塾ばかりに行っていました。

 

小さな頃は両親が私の全てだったので両親に言われるままに勉強をしていましたが、高校に入った辺りから「自分の人生なのにこのままでいいのか」と疑問を持つようになり、勉強をする傍ら「大学生になったら思い切り遊ぼう」と密かに思うようになりました。そして大学生になり、両親に頼んで1人暮らしをさせてもらえる事になりました。

 

Lien:いつ頃からキャバクラ嬢になったのですか?

 

A:1人暮らしをしてしばらくして、まず初めにお洒落を勉強し始めました。(笑)

 

それまで私はお洒落やお化粧をした事がなかったので、CanCamやnon・no、当時流行ってた小悪魔アゲハなど片っ端から雑誌を買って沢山研究をしました。色々な雑誌を読んでる中で何故か自分のツボにはまったのが小悪魔アゲハでした。多分とにかく変わりたかったんだと思います。(笑)

 

そしてお化粧やファッションなどを真似しているうちにどうせやるなら本場で学ぼう!と思い、大学一年の夏に都内のキャバクラへ入店しました。

 

★キャバクラに入店した時はどんな感じでしたか?

 

A:異世界でした。(笑)中に入った瞬間キラキラと照明の輝いた店内が広がり、フロアに入った瞬間綺麗で派手なお姉さんばかりが居て、あまりの世界の違いに身震いしました。

 

★キャバクラ嬢として働いた感想は?

 

A:想像以上にキツいです。基本的に夜にお仕事をするので当然昼夜逆転します。お酒も飲むので、肌が荒れるし、ストレスもすごいです。世間では「簡単にお金を稼いで…」と馬鹿にする人も居ますが、決して簡単ではないです。

 

あとキツいのは人間関係ですかね。女ばかりの職場なのでいざこざは少なからずあります。(笑)

 

でも勿論嫌なことばかりではなく、礼儀や会話のスキルを学んだり人脈を広げることができたというプラス面もあります。

 

★なるほど。ではもしも友達がキャバクラで働くと言ったらどうしますか?

 

A:基本的には止めません。でも興味本位なら止めておいた方がいいよ とだけ言います。

 

Lien:その理由は?

 

A:生活リズムが狂うことで、自然と学業が疎かになったり色んな面で支障が生じるからです。私の場合金銭感覚も狂い、大学の友達とも会う機会が少なくなってしまって友達が少なからず減りました。あとはキャバクラをしてるっていう噂を聞いて離れていった人もいます。(笑)

 

全員がそうとは限りませんが、キャバクラをやるという事はそういうリスクも背負っているので、出来ればやらない方がいいんじゃないかな。

 

★Aさんの今後の目標を教えて下さい

 

A:そろそろキャバ嬢をやめる予定です。就活も始まりますし、今の金銭感覚を戻さなきゃ人生おかしくなる気がするので(笑) キャバクラを始めて、自分は人と関わるのが好きだと気が付いたので今は接客業界のインターンに応募したり参加したりしてます。

 

キャバ嬢になって失ったものは沢山あるけど、その分得たものも沢山あります。この経験は必ず生かして強みにして行きたいですね。

 

実はAさん、見た目は普通の女子大生なんです。ですが仕草や会話の端々に大人っぽさを漂わせ不思議な雰囲気をもっていました。普段は聞く事の出来ない大人の世界をお聞きする事が出来たインタビューでした。

 

【作成‥明石華那】