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自分を変えるのは難しい。

一歩を踏み出すのは勇気がいることだし、不安だし、怖い。

でももし、何でもいい、ほんの小さなきっかけがあなたの一歩を助けたなら。

そこには今までに見たことがない、

無限大の可能性が広がっているだろう。

 

現役高校生社長
小幡 和輝
10年近く不登校を経験。中学校を卒業後、和歌山県立耐久高校定時制に入学し、校内、校外で様々な人と出会い、人生が変わる。2013年2月1日合同会社-なごみを設立し社長となり、同年3月より高校生カフェ「ESPOIRE」を運営。「一歩を踏み出す勇気」を与えるため全国各地で講演活動やイベントを企画している。個人としては、街で歩いている人に5円玉を配る「5円プロジェクト」を実施し、各地で話題を呼んでいる。

 

①小幡和輝の、これまで。

 

小幡和輝の、これまで。

 

現役高校生社長、小幡和輝。
高校生の彼が今なぜ、社長をしているのか。
なぜ、会社をつくろうと思ったのか。
これまでの経緯について尋ねてみた。

元々、僕は不登校だったんですよ。典型的な引きこもりで、しかも10年間も。幼稚園を含めて、小・中学校とまともに授業に行った記憶がないです。
人と一緒に何かをしたりだとか、決められた時間に決められたことをするのが苦手で、ずっと家でゲームしてました(笑)

でも、高校2年生の時にあるテレビ局のイベントでたまたま出会った子が凄い活発な子で、その子と出会って人生が変わりました。その時の自分って、定時制の高校に通うのがやっとだったんですけど、出会った彼は勿論ちゃんと高校にも行っていて、部活もボランティアもしていて、凄い輝いてたんですよ。だから正直本当に悔しかった。自分は何してんだろうって、負けたくねえなって思いました。結局彼に誘われてNLA(New Life Adventure)っていう主にライブイベントを行っている学生団体に入ったんですけど、そこでも色んな高校生がいて、本当に刺激を受けました。

ここで一歩を踏み出せたから今の自分があると思うし、こんなTHE・不登校でもたった一人の高校生と出会って、そのちょっとしたきっかけで人生ここまで変わるんだって思ったら、人生って本当に面白いですよね。

 

NLAに入った彼はそこで、大きな転機を迎える。

NLAに入って1年近く活動した時に、ちょっとだけ天狗になってたんです。
「俺、以外と凄いんじゃね?」みたいな感じで。それで、その頃に他の学生団体のリーダーと会う機会があったんですけど、見事に打ちのめされました。その子がやってきた活動も、今やっていることも、これからやろうとしていることも自分より上で、こういう子たちが全国に他にも一杯いるってことを彼を通して知りました。

でも、勿論ここでも「負けたくねえ」って思っちゃったんです。僕と年の変わらない彼がここまで出来て、単純に自分自身が出来ない理由はないなって。この経験が会社の設立に繋がりました。もっと色んなことをやりたいって思ったんです。そのために、世の中の人にNLAの「小幡和輝」ではなく、「小幡和輝」という一人の人間を知ってもらう必要があったんです。

 

「小幡和輝」という名前を世の中の人に知ってもらいたい。
この思いが、合同会社-なごみの設立に繋がった。

 勿論、会社をつくるにあたって事業内容を決めないとダメなので、「これはまだ日本にないんじゃないか」「これがあったら面白いんじゃないか」と色々考えて、最終的にやろう!と決めたのが高校生カフェ・ESPOIREです(ESPOIRE…フランス語で、「希望」を意味する)。

高校生レストランというドラマにとても影響を受けて、和歌山にはないから、じゃあ自分がやろう!ってなりました。やると決めた理由として面白いからってのもあるんですけど、自分がこんなものあったらええな、ってことを実現していくのが僕の中で1つのテーマとなっていることも大きな理由の一つですね。

 

たくさんの出逢いが彼を大きく変えた。
これらの経験が5円プロジェクトを生むこととなる。

5円プロジェクトは単に駅前で5円配るだけです。
勿論会社の事業でもないですよ。

最初は友達と駅前でお金配ったら面白いよなって言っていたんです。だから自分なりにルールを作って企画としてやることにしたんです。ルールって言っても単純で、「5円配ってます」っていうボードを持って話しかけに来てくれた人に5円を渡す。本当に単純な企画ですけど、これで未来が変わっていると僕は本気で思っています。

だって普段駅前ですれ違う人とお互いに知り合う機会なんて普通ないじゃないですか?この人と出会う未来って本来はなかったはずなのに、この企画を通じて繋がることが出来る。5円玉がまさに「ご縁」を生むんです。

 

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小幡和輝、とは。

 

彼の「今」を支える「アイデンティティ」とは何なのか。

やっぱり僕の人と一番違う所って10年間の不登校時代を経験したことだと思うんですよ。それって普通はマイナスじゃないですか。最初の内は話すことで人からの見られ方も変わったし、今まで普通に接してくれていた人が、不登校だったことを話すと急に優しくなったりするのも嫌でした。

でも、今は不登校になって良かったくらいの気持ちでいます。逆に過去と今のギャップが面白いから、普通に会社をつくるよりかはメディアにも出させてもらっていると思っていますし。自分の考え方次第では、一見マイナスのように見えることもプラスに変えられると思いますね。

 

「自分らしさ」の定義は難しい。彼が考える、「自分らしさ」について、彼だからこそ言える価値観について、話してくれた。

「僕、何も出来ないんですよ。」
パソコンが触れるわけでも、絵が描けるわけでも、音楽が出来るわけでもない。だから、今やっていることって実は僕だけじゃ何も出来ないんです。だけど、自分にしかないものって誰にでも絶対あると思うんです。それが、僕の場合はたまたま不登校だったってことで、10年間不登校だった人って、日本探してもなかなかいないと思うんですよ。だからこれを大々的に出していかないと他の人に勝てないわけで。

今の高校生って、アイデンティティとか自分の個性とか強みを考えるときに、みんな自分が好きなこととか得意なことを探そうとするじゃないですか。でもそれって正直あんまり見つからないんですよ。だけど、自分のコンプレックスとかマイナス面も個性とかアイデンティティって考えられたら、さらに自分の幅が広がりますよね。

不登校って一般的に考えたら完全にマイナスですけど、そのことを売りにして話しまくったからこそ、僕の「今」があると思ってます。

 

③小幡和樹の、これから。

 

小幡和輝の、これから。

 

彼は今、何を企んでいるのか。
活動の展望について聞いてみた。

実は今、本を書いているんですよ。出版社を通さずに500円で自費出版しようと考えていて、僕のこの2年半の濃さと同じくらい濃い内容にするつもりです!

後は、5円プロジェクトの派生形の5円チョコプロジェクトをしようと考えています。これまた、5円チョコを配るだけですけど、これでまた人との繋がりがもっと増えていったら面白いんじゃないかな。バレンタインデーにやるんで、誰か一緒にやりましょう(笑)僕は全国の、全都道府県で一斉にやりたいと思っているので、よろしくお願いします!勿論、ホワイトデーにもやろうと考えています!(詳しくは、ブログ記事を参照→      
http://ameblo.jp/obakazuwakayama/entry-11709804669.html

 

彼が行動し続ける理由。そこには彼の柔らかい笑顔に隠された、熱い思いがあった。

少し哲学的な話になるんですけど、僕はほとんどの人が人生を「過ごしている」と思っているんですよ。でも一部の人は「生きている」。学校の勉強でもやらされているからやっている人と、やりたいからやっている人で遥かに学習スピードが違うのって当たり前じゃないですか。だから、同じ生活を繰り返して、だらだらと「過ごしている」人と、自分の限られた時間の中で必死に考えてやりたいことを全力でやっている「生きている」人がいて、僕は「過ごしている」人が「生きている」人に変わるきっかけ作りをしたいと思っています。

例えば、5円プロジェクトもその一環で、僕たちの活動に興味を持ってくれた人たちが何かしら行動を起こしてくれたら僕は嬉しいし、やったかいがあるなって。別にそれが学生団体に入るとか、部活を頑張るとか何でもいいんです。とにかく何かしらやってみたら、そこから得られるものって一杯あると思います。そのことにあとから気づいても社会人になってからじゃなかなか行動するのは難しいと思いますし、僕はそのことにぎりぎりのタイミングで気づけた訳だから、多くの人にそのことを知ってもらわなあかんなっていう使命感はありますね。

もし、凄い面白い子が出てきて、その子の変わったきっかけが「小幡和輝」だったら本当に嬉しいです。勿論、負けませんけどね(笑)

 

彼自身の活動を通して伝えたいこととは。

一番伝えたいのは「人との繋がり」の大切さです。何をやる上でも、人との繋がりってあって絶対損はないと思いますし、むしろ一番大事なくらいで。だから僕自身これからもずっと人との繋がりを大切にしていきたいし、人との出逢いで僕はここまで変わることが出来たってことをみんなに知って欲しいですね。

 

最後に彼は、こう語った。

僕の目標は毎日新しい人に出会うこと。
今日も明日もなにも変わらない日だったら面白くないじゃないですか。
だからとりあえず、たくさんの人に会いたいですね。

 

 

一つの出逢いが彼を、彼の人生を大きく変えた。

そして今度は彼が、多くの人の人生を変えるのかもしれない。

「人は変われる」

それを証明し続ける彼は、これからも「生きていく」のであろう。

 

 

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【文 友竹功至郎 写真 小幡和輝】