【宮村優哉】トップ画像

 

身長、180cm以上。
表情、無愛想。
第一印象、怖い。

 そんな彼は自分を「臆病」という。
他人を「最高のモデル」という。
カメラを「武器」という。

 肩書、カメラマン。宮村優哉。

 

宮村優哉(みやむらゆうや)
神戸大学経済学部三回生。あだ名は「みやむー」B-STYLE所属のカメラマンとして様々な写真を撮影。自身もモデルとして活躍。現在は、LOVE GRAPHというカップルフォトサイトの運営を行っている。

 

【宮村優哉】chapter1

 

宮村優哉、カメラと出逢う。

 

カメラマン、宮村優哉。彼の胸元には、いつも無骨な一眼レフカメラがぶら下がっています。でも、それは、いつから?彼とカメラの出逢いについて探ろうと思います。

大学に入ってすぐの頃から、身長が高いおかげで、モデルの誘いが結構ありました。そこで「きちんとした写真を撮ってもらうこと」に慣れましたね。

本格的に一眼レフカメラを購入したのは二回生のとき。インドに旅行することになり、思い切って購入しました。もともと、母親と弟がカメラ好きだったので、その影響もありましたね。


カメラマンとして本格的に活動するようになったキッカケは、B-STYLEというファッションサイトでのこと。

「絶対オレの撮った写真の方がイイ!」って思っちゃったんですよね(笑)

そこから一気にのめりこみました。それまでは、あまり前に出て行くタイプでもなかったし、自分に自信もなかったけれど、カメラをかけていれば闘える。みんなに認めてもらえる。

 

今では、友人だけでなくTwitterなどでも写真撮影の依頼がくるのだとか。

カメラがあると落ち着きます。自信を持てる。カメラは僕の武器なんです。

 

【宮村優哉】chapter2

 

宮村優哉の、写真

 

宮村さんの「写真へのこだわり」について詳しい話を聞きました。

写真を撮りに行く前には必ず「モデルをどういう風に撮ろうか」決めるようにしています。人って誰でも「自分はこうありたい」「こんな自分なら好きになれそう」っていうイメージを持ってるはずなんです。だから、予め「この人をこんな風に撮ったら、めちゃくちゃ魅力的に写せる」ってイメージを膨らませていきます。

 

モデルとのコミュニケーションも撮影のうち。

「自分はあなたのことをこんな風に撮りたい」ときちんと伝えますね。その上で、言いなりになってもらう。そうすると、最初は照れてただけの女の子も、次第にモデルの表情、モデルの風格になっていくんです。流し目とか作っちゃったり(笑)

 

普通の学生すら“モデル”にしてしまう。彼のそのこだわりとは。

自然な表情やいつもの様子を残すなら、友達と一緒に撮った写メに勝てないんです。どこまでいってもやっぱり僕は他人だから。でも、だからこそ「同級生とディズニー行きました!」とか「彼氏とクリスマスデート!」では、写しきれない魅力を撮る役割が必要なんです。

僕にしか撮れない表情を撮らないと意味がないんです。

 

chap3

 

宮村優哉、とは。

 

彼はどうして写真を撮るのか。何故カメラに魅了されてしまったのか。その原点について。

「僕はダメなんだ」って思いながらこれまで生きてきました。両親に怒られ続けて育ったからかな。(笑)

だから、承認欲求は強い方だと思うし、他人の良いところを見つけてあげたい。自分だからこそ撮れる、その人にしかない魅力を掘り下げていきたい。

 

「自分のなりたい姿はこんなんじゃなかった」と彼は口にする。

おるやん。休み時間になったら勝手に仲間が集まってきて、輪の中心になっちゃうようなタイプ。あんな風になれたら、って今までどんだけ思ったことか。でも、自分はそんな風に生きれない。だから、自分の武器を模索しました。

 

「カメラマン」という特別な存在。

みんなの特別な瞬間を残せる。自分にしか引き出せない魅力を写真に残す。最高の集合写真を撮ってあげられる。たとえ、集合写真の真ん中にいけなくても、ね。それって、カメラマンの僕にしかできないことです。そして、自分にしか果たせない役割だからこそ、全力で取り組む。

 

「みやむーが撮った写真が、私のベストショット!」って言ってもらえると、最高に幸せ。

 

chap4

 

宮村優哉の、これから

 

カメラマン宮村優哉として、これからどんな写真を撮っていくのだろうか。彼の今後の展望について聞いてみた。

2つあります。1つ目は単純にもっと「男をカッコよく」「女の子を可愛らしく」撮れるようになること。その人にとって最高の状態を表現したような写真を、今まで以上に撮れるようになりたいです。

2つ目はカップルの写真。カップルって二人の写真をそんなに撮れないんですよね。その一方で、二人でいるときにしか見せない表情とか雰囲気とかがある。それを写真に残せたらめっちゃ素敵じゃないですか。だから、今は依頼されたカップルの写真を撮ることを中心にしたサイトを作って、メインで活動しています。割りと依頼が来るので結構忙しいですね(笑)

「趣味でしょ?自己満足でしょ?」って言われないためにも「お金を払ってでも撮ってもらいたい」、そんな写真を撮りたいんです。

 

lovegraph

 

 

 

「写真には、撮影者の考え方・視点・価値観が、はっきり現れる」
これはみやむー自身の言葉です。

と、すれば、
みやむーの写真には一体何が現れているのでしょう?

 僕の目には「真摯さ」が強烈に映ります。

目の前の人の「魅力」を、あらん限りの手段で、引き出す。切り取る。伝える。

 宮村優哉のファインダー越しに、自分はどう見えているのだろう?
そんなことを、考えずにはいられません。

 

 

LOVE GRAPH:http://lovegraph.me

B-STYLE:http://bstyle.campus-web.jp

 

【文:藤本賢慈、写真:藤本賢慈・宮村優哉】