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私は、就活生である

「リクルートの人事さんのセミナー?行ってみようかな。」

そう思って飛び込んだセミナーで
私の世界が、ぐるっと変わった

 

『学生の不安を前提にしたシステムである『就活』に挑戦したいんですよ』

そんなことを言う人事さんがいるなんて
まさに”ヒーロー”が現れた瞬間だった 

 

あなたにも届けたい

まだ、ここにない、出会いを

 

前川明俊
大阪府うまれ。2008年新卒でリクルートに入社。新卒採用⇒ゼクシィ営業⇒ゼクシィ企画⇒リクルートマーケティングパートナーズ全社の戦略策定を担当。2013年4月より新卒採用の責任者を務めている。

 

学生の不安を拭えない『今の就活』に挑戦したい

あなたは自分で思っているより、すごく素敵なんですよ。

 

ーー前川さんは採用マネジャーを強い想いでやってらっしゃいますよね。

そうですね。僕はもっと、がんばった人に適切な選択肢を増やしていきたいと思ってやっています。採用担当である自分への自戒も込めて、現在の、学生の不安を拭えない『今の就活』に挑戦したいんですよ。やりたいことがわからないのに、大学卒業したらすぐ就労。新卒で就職できないと、人生が狂うかもしれない。そんな不安を拭うことが出来ない社会システムは、決して良いものではないと思います。

というのも僕自身が就職してビジネスの世界に入るとなった時に、『人に選択肢の与えられる人になりたい』と思っていたんです。がんばった人にがんばった分だけ選択肢が届く世の中にしたいんです。

それが、僕はまさに就活そのものに感じる問題でもあるんですよ。例えば学歴は過去の一要素ではありますが、変えようがないもので縛られることは良くないと思うんです。

 

ーー確かに変えようがないもので比べられたくありませんよね。前川さん自身がそういった経験があったのですか?

はい、僕は大学受験で一浪してよく知らない国立の大学に行ったんですよね。今となっては偏差値という尺度じゃなくても、この大学に行って本当に良かったと思っています。

就活でも旧帝大生だけが受けられる説明会だったり、どこ大学までは締め切りが長めに設定されていたり……正直、企業の目線に立てば、その手法もよくわかります。ただ、がんばっている人にも、もっとオープンにしてほしいじゃないですか。

僕自身、リクルートに就職したのも結果的に入っただけで、有名企業に入った自分になりたいわけではなかったですし、どこそこの企業に入ればOK、という『就社』の概念になっているのが嫌だったんですよね。

 

ーー前川さんのいう、”がんばっている人”とはどんな人なのですか?

自己の理解が深い人ですね。自分の人生・経験をちゃんと言葉にし、理解している人は強いですよ。面接でも「僕は勉強しかやってこなかった。」とか、「バイト三昧の普通の大学生活なんです。」と自信を失くしている学生さんをよく見かけます。

でも僕たちは、学生さんが「これやってきたんだよ、いいでしょ!」っていう自己肯定できることを聞きたいと思っています。学生団体やってないと、わかりやすい結果を出していないと……そんな不安を煽ってしまっている我々、企業側が悪いんですけどね……。

「何故あなたはそんな風に行動したのか」「そんなにも頑張れたのか」を聞きたいんです。僕たちが、あなたたちを好きになれる理由を聞きたいんですよ。

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事業で判断されているうちは上手くいっていないかもしれない

『こいつの責任は全部俺がとる』と思える、あなたを好きになれる理由が聞きたい。

 

ーー採用マネジャーになられて半年と経ちましたが、採用へのプレッシャーはありましたか?

マネジャーの内示が出たときは『自分に採用なんてできるのか』と不安でしたよ。

新人の時の配属が新卒採用だったのですが、当時のマネジャーに、”最終面接で合格にする、ということは一人当たり3億円の決済をすること”だと教えてもらったことがあって。だけど、採用マネジャーの前任の方々に相談して「お前ならやりきれる。」と背中を押してもらって、とても大事なことを教わりました。

それは、採用するかしないか、最後の最後に考えることは『こいつの責任は全部俺がとれるか』ということだったんです。”好きになる”っていうのもこういうことで、この子にとっても会社にとってもハッピーだと思って採用しても上手くいかなかったら、採用責任者である僕が責任をとると腹を括れる採用をしなければならないんです。

 

ーー前川さんは、今ではRMPの顔のようになっていますよね。そう定着するくらいに早く採用活動が始まっていたイメージがあります。

RMPに関わらずRグループの中でも、「どこにいっても”前川さん知ってますか?”と聞かれるんですが、何をしてるんですか?」と言われるんですよ(笑)。なんだか……ヒーローみたいですね。ある学生には『神』と言われましたが(笑)。

僕たちはサマーインターンもあったので動きが早かっただけなんですよね。でも常に心がけていたのは、RMP採用ブランドの確立をするということです。

会社の新卒採用は毎年変わっていくものでもありますし、『ブランドってどうすればいいのかな』『どう継がれているのかな』と思っていました。だけどある時、別の企業の同年代の人から「Rの面接は自己分析の練習にもなるから受けておけ、と就活生の時に言われていた」という話を聞いて、『これがブランドか!』と気づいたんです。

 

ーーなるほど、イメージに根付くことは大きいですよね。それに分社化したからこそブランドの確立は大切ですよね。

だからRMPも『RMPってこういう会社らしいよ』『面接でこんなこと言ってくれるらしいよ』となってくれたら嬉しいと思っていますね。ゼクシィの会社なんでしょ、受験サプリでしょ、など、事業内容で見られているうちは上手くいっていないかもしれません。

『人生にたくさんの拍手としあわせを提供している』会社なんだよ。例えばそれは大学が決まった時の拍手かもしれない、車を手に入れて、見たことのない景色に出会った時かもしれないし、結婚式の幸せかもしれない、そういう会社なんだと言いたいですね。

ひょっとしたら新卒採用というコト自体、RMPのありたい姿とすごく近いと思うんです。学生のみなさんが我々との接点の中で、『今日はコレを持ち帰れました!』というものがあったら嬉しいですし、それが「前川さんに会えてよかった!」という言葉に表されているなら、すごく嬉しいです。

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今の就活は、しあわせの総量と、そのための対価のバランスが悪い

ひとりひとりを考えて、成長機会を与えていく。

 

ーー私も『全部がRMPみたいな面接だったらいいのに』と思いました。だけど全てがそうではないわけで…就活のこの息苦しさって何なんですかね?

僕はそんな不安を変えてあげたいと思っています。先日、弊社の会社説明会の服装を『自由』にしたのですが、学生さんのスーツ着用率が高すぎたんです。9割以上。スーツを着なきゃいけないなんてルールはないはずです。

乱暴な言い方をすると、就活生に負荷をかけすぎていて申し訳ないんです。今の就活は、しあわせの総量と、そのしあわせを得るための対価のバランスが悪いと思います。

今のシステムは、人ひとりひとりを人として見ていない。エントリー数として見ているんです。その課題感から、われわれはリスクをとって、自社HPに導線を集約させました。

 

ーーRMPは切り込んだ採用をしていますよね。これからも何か企んでいることがあるのですか?

われわれのやっていることが「切り込んだ採用」だとすれば、やっぱりシステムが疲弊していると思います。今の採用システムは日本だけのモデルではないでしょうか。

まず来期トライしたいこととしては、働きはじめるタイミングをもっと自由にすることですね。大学を出るイコールビジネスの世界に入る、という流れ以外もあっていいと思います。大学を卒業して4月から仕事が始まる……なぜ1年後じゃダメなのか、疑問じゃありませんか?留学から帰ってきたら9月で、来年まで働けない……なぜですかね?

これも高度経済成長期の時の影響のようで、集団で一括に入社させる方が育成効率が良かったっていう話なだけなんですよ。今は採用人数も全然違う訳ですし、この時代に合わせたモデルを構築すべきだと考えています。

 

ーー私の周りにも留年を匂わせる人が多いのですが、そこにも対応してもらえるのですか……?

何人か顔が浮かびますが……(笑)。留年で遅れる人も、留学で遅れる人にも「いつうちの会社に来たいですか?」」と選択肢を与えてあげたいんです。だって、中途採用をいつでも受け入れてるのに、なんで新卒がそれではいけないんですかね?

職務経験という差はあるかもしれません。でも、22歳で新卒で入社した25歳、社会人3年目と、1浪して25歳で新社会人、経験以外の個性による差も多々あります。僕はもっと、門戸を広くしてあげたいと考えています。

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会社のありたい姿と自分の意志が重なる、僕のミッションだと思っています

社会の『不』を変えてきた会社だから、就活で苦しむ人たちを救う義務がある。

 

ーー2016年卒から就活のカタチが変わっていくわけですが、何か考えていることはあるのですか?

そうですね。倫理憲章が大きく変わるのですが、こういうルールが変わるときはチャンスなんですよ。

例えば、スマホが出てきて、そこに適した技術を開発した会社が勝ったのも同じです。リクルート各社が採用で勝つためではなくて、RMPというリクルートの名前を冠している会社だからこそ挑戦する義務があることだと思っています。

何か悪いニュースが流れると『リクルートグループの関連がある○○が……』なんてweb上で話題になりますし、それだけ社会的に影響の企業だからこそ、できることってありますよね。
学生のためになりうる仕組みを創れたら2~3年で確実に定着しますし、そんな社会的責任を背負っていると思っています。

 

ーーたしかに、直に影響力のある企業だからこそできることですよね。

リクルートグループがずっとやってきたことは、”社会の不を変えていくこと”なんですよ。フリーター、駅から家まで徒歩何分の定義、露天風呂つき部屋、クーポン文化……いま聞けば、便利で当たり前の文化を創ってきたんです。

RMPの事業でもブライダルや自動車産業の不透明会計を解決してきたんです。高く見せた方がお客様は儲かりますし、短期的には売り上げは立つかもしれません。でも長期的にはカスタマが不幸になるかもしれない。そこにメスを入れたんです。
その時はお客様と議論したこともあるし、収益影響もあったと聞いています。だけど大きな商品を買う責任に真摯に向き合うことが一番大切で譲れないことだったんです。

だから、今の就活で苦しんでいる人たちがいるなら、新しい方法を模索するのが当然だと思うんですよ。一生に数回しかない意思決定を真剣にサポートする、という社会性の強い会社だからこそ、そこの採用だからこそ『人生に、拍手があふれる世界』を創れると本気で思っています。

 

ーー前川さんが成し遂げたいこととありたい姿に、リンクするところを感じました。

新卒採用マネージャーとしてありたい姿もありますが、前川明俊個人のありたい姿そのものとも重なるんですよね。会社のありたい姿とその人の意志が重なる、共感設定が大事なんですよね。僕のミッション・使命だと思っています。

入社後の5年間ないし、これまでの28年という人生があったからこそ今の僕があるわけですから。何をやりたいかとか究極、どうでもいいんですよ。大事なのは『どうありたいか』。そのありたい姿に近づく、ワクワクする手段をとる方が絶対いい。

”大人”の流す情報に踊らされる学生さんが不憫です。今の就活はステータスでやっている印象あって、気持ち悪いんです。今の学生さんは少なくとも、就活生の時の僕よりステータスが高いんですから、自分の経験してきたものを率直に出してもらえる就活にしたいですよね。

 

ーー受かるために”求める人物像”に合わせてくる学生さんもいますもんね。

そういうメッセージは届く人にだけ届けば良いと思います。やりたいことやってて、ご縁で会社に入った。それでいいと思うんです。

この業界だとか決め込むのではなく、会社選び自体はいろいろ見た方が良いと思います。まだ見ぬ出会いはあるかもしれないし、その可能性は広く持つにこしたことはないですよ。

もっと楽に構えていいよって、就活生だけでなく大学1年生から言ってあげられる言い方があると思いますし、新しいカタチを創っていきたいですね。

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学歴で諦めて、チャンスが回ってこない
そんなのフェアじゃない 

背伸びをして、内定をとって
そんなの本当の幸せじゃない 

がんばった人ががんばった分だけ選択肢が得られる世の中を
私もきっと求めていたんだ

 

苦しい就活なんて、もう終わり 

今までのままでいいんだよ
これからも自分らしくていいんだよ 

前川さんと出会って
未来がぐんと、楽しみになった

 

ぜひあなたにも
ヒーローに会ってほしいと思った

 

RMP新卒採用HP:http://www.recruit-mp.co.jp/fresh/2015/
RMP新卒採用Facebookページ: https://www.facebook.com/rmp.recruit.fresh

 

【文・写真:三宅瑶