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神奈川歯科大学5年の高山美帆(たかやまみほ)さん。

数年後には、綺麗な歯医者のお姉さん。

 

コンビニの店舗数より多い歯科医院という現代。

そんななかで歯科医を目指す彼女の想いとは?

 

 

―― 美帆さんはなんで歯学部に入ったのでしょう?

 

高校生になってみんなが受験を考え出した時期に、誰かの役に立ちたいって思ったんだよね。

そう考えた時、ちょうどお父さんが歯医者さんだった。

お父さんの背中を見てきて口の大切さを身にしみて感じてきたし、そのとき改めて「口は元気の源だ、人の笑顔を作る仕事だ」と思って歯医者さんを目指しました。

 

―― 入学後はギャップを感じました?

 

いくら歯とは言えど薬も扱うし、術中に血も出る。人の命をあずかる場面もある。その責任感には入学後気づいたかな。

 

あとは歯を治すだけが歯医者さんじゃないってわかったことかな。

たとえば、人体解剖とかもやるんです。歯の状態の深いところを探っていくと身体の様々な箇所に行き着きます。そうやって一見異なるような新しい知識も学んでいます。

 

―― どんな歯医者さんになりたいと思ってますか?

 

まずは奉仕精神を忘れないことかな。

「治療をしてあげているのではなく、させて頂いている。」

歯科医はほかの職業と比べて、人と本当に近いところでする仕事。だからこそ患者さんの目線に立って、思いやりの気持ちは忘れないようにと思ってる。

 

その上で、地域の人から認められ愛される歯医者さんになれたらいいな。お父さんが地域に密接した歯医者をやっているのを見てきたから、私も地域社会に貢献し、あらゆる分野で活躍できる医師になりたい。

そして歯医者さんって怖いっていうイメージもまだ強いと思うから、女性だからできることも考えて美容院感覚で抵抗をもたずに来てもらえるようになりたいです。

 

―― 最後に、これから歯学部に入ろうと思っている人にアドバイスをお願いします。

 

人と人のコミュニケーションだから、まず人を好きになること。

好きになったらその人に何をしてあげればいいかを考える。

患者さんのニーズに応えて、患者さんの生活を変える。歯が痛かったら気持ちも明るくならないし、楽しく会話もできないじゃないですか。

 

思いやりの気持ちをもって自分の決めた道を突き進んでください。

 

 

【インタビュー・写真…月澤菜々子 文…長瀬晴信】