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高校1年生にしてライブハウスでカメラを手に写真を撮る福富晶さん。
私は「ロックフォトグラファーです」と言葉にしているからこそ掴んだチャンス。
あなたは憧れを、夢を言葉にしていますか。

 

憧れが夢へ。

 

――どうしてロックフォトグラファーになろうと思ったのですか?

 私、歌手の福山雅治さんが小さい頃から大好きなんです!

 

――福山さん、いつまでも若くて素敵ですよね!

ほんとにずっと若くてかっこいいんですよ。(笑)
そんな福山さんのライブ映像を見て、「アーティストを表現するってかっこいいな。」と感じたんです。
アーティストのキラキラをお手伝いしたいと思って、こうして活動しています。 

 

――ライブには照明や音響、他にもたくさんの役割がありますが、どうして「写真」にこだわったのですか?

ほんとに福山さんの影響が大きいんですよ。
福山さんは音楽だけのアーティストではなく、写真のアーティストでもあるんですよ。だから私も写真を撮ろうって。(笑)

  

――えっ!福山さん音楽だけじゃないんですね。知りませんでした!

そうなんですよ。写真もとても素敵なんです!
福山さんに憧れて少しギターもしていたくらい、影響を受けていますね。(笑)

だから、私は「写真」でアーティストさんのキラキラのお手伝いをしたいんです。

 


高校1年生、だけど誰にも負けない 

 

――福山さんを好きになったのが小学生のときということは、「高校では写真を撮る」と決めていたのでしょうか? 

私が通っている高校の写真部は有名なんです。写真を撮ると決めていたのでこの高校に入学を決めました。
最初に母が「こんな学校があるよ。」と言ってくれたからでもありますね。(笑)
写真部は有名ですが、活動する場所は自由なので私はストリートライブ、ライブハウスで活動しているんです。

  

――ストリートだけでなく、ライブハウスもなんですね!

そうなんです。最初はストリートライブをしている人を撮らせていただいていたんですが、SNSで「ロックフォトグラファーです」と宣言していたら「ライブハウスで撮ってみませんか?」と声をかけていただいたんです。

そこからライブハウスでするようになりました。

  

――そうなんですね!ストリートライブとライブハウスだと、雰囲気は全然違いますよね?

照明がキレイで雰囲気は全然違いますね!
照明の光がどう当たっているかなども考えないといけないので。
ライブハウスでは他にもカメラを持っている人がいるのですが、20代後半の人が多く「負けてたまるか!10代の力見してやる!」とか思ってます。(笑)

  

――気持ちは負けてませんもんね。(笑)

負けてませんよ!(笑)
でも、「誰も知り合いがいない」、「周りが年上ばかり」という状況に不安を感じることもあります。
知らない人から「撮ってください!」と言ってもらえることは嬉しいことなので、そこへ行けば楽しいと思えることも多いんですけどね。

  

――誰にでも撮ってもらえるのに、福富さんに撮ってもらいたいと思ってくれるアーティストさんがいることも嬉しいことではないですか?

そうなんです!
声をかけてもらえるってとても嬉しいし、恵まれているなぁと感じますね。
CDのジャケットや、ツイッターのTOP画に使っていただけたとき本当に嬉しくって「お母さん、見て!使ってもらった!」ってテンション上がってます。(笑)

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迷いのない写真を、納得する写真を。

 

――ジャケット!それは嬉しいですね!そんな素敵な写真を撮るためにはかなりの枚数を撮っていますか? 

1ライブ200枚とか300枚とかですね。
見る前はとってもワクワクしているんです。「どんな写真が撮れているだろう?」って。(笑)

それでも納得いく写真がないときだってあります。今はまだまだ修行中です。

  

――納得するかどうかって違いはどこにあるのでしょう?

「迷いのない写真を撮れたか」だと思います。

ジャケットに使ってもらえるくらいの「かっこいい写真を撮りたい」という気持ちで撮っていますが、部活の顧問に求められる写真というのは違うんです。
求められているのは「作品になるような美術的な写真」なんですよね。 

どっちを撮るか考えてしまって「中途半端」な写真になった写真はやっぱり納得がいきません。

 

――美術的な作品が求められるのは賞のためですか 

賞を撮る常連高校なので、賞は重要なんだと思います。
カラーの強い高校なんですよ。写真を見ると「あ、あの高校の写真だ」ってわかってしまうくらいに。
でも、そのカラーに染まりたくないという意地もあって。(笑)

高校カラーをなくして「自分カラー」を出していきたいです!

  

――「自分カラー」って素敵ですね。 

ライブハウスの中で写真を撮っているので周囲は暗いことが多いです。今はそれが「自分カラー」なんだと思いますね。

「ロックフォトグラファーです!」と言い切るところから始まったので、今は「1日密着させてくれるアーティストさんはいないですか?」と言っています。(笑)
何も言わなければ始まらないじゃないですか。
スタジオ練習、リハーサル、舞台裏、色んな見えない部分を見て写真を撮ってみたいと思っています。 

夢はもちろん福山さんのライブで写真を撮ることです!

 

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プロのロックフォトグラファーとなって
福山さんを撮る頃には
福山さんはもうおじさんかなー。(笑)
と話す福富晶さんはとても楽しそう。 

憧れが夢になって
夢を言葉にしてみたら

高校生になって、たった半年で
たくさんの出逢い、チャンスを掴んでいる。

 

「こんなこと言えない…。」
と思っていることを口にしたら
そこにチャンスが訪れるかもしれない。
そう思いませんか? 

チャンスを言葉で呼んでみませんか?

 

twitter:@a_fuku_photo

 

 

【文…田中瑞穂】