右京さん 

 

“若者の自殺率を下げ続けたい”

“若者が堂々と夢や希望を語れる社会を創りたい”

“その為に、起業する”

 

信念の元に、動き続ける小林右京

彼を突き動かすものとは一体なんなのか―—―

その真意に迫った。

 

 

小林右京

1994年、和歌山県生まれ。大阪経済大学経営学部二回生。夢活サークル「Dyson」副代表一般社団法人 関西学生発イノベーション創出協議会「KSIA」でカウンセリング事業部を担当。現在、自殺率を下げたいという思いを胸に起業を志し、様々なイベントに参加している。

 

 

ネガティブな経験は、プラスに変えて発信する

 

 

自殺率を下げ続けたいと思ったキッカケは何ですか?

 

 

僕は幼稚園から高校に入るまで、直接的なものから間接的なものまで様々なイジメを受けていました。当然友達は居ないし、夢や希望もありませんでした。家族が唯一の存在だったので、その関係性を壊したくないし、迷惑も掛けたくなかった。当時は1人で抱え込んでいましたね。

でも、その後に入学した、きのくに国際高等専修学校で多くの大切な事を学びました。ふと自分は何をしたいんだろうと思ったんです。正直僕の周りには、仕事を楽しんでいる人は少なかったです。電車で絶望しているサラリーマンも幾度となく見ました。だったら、自分で会社を創って自分がしたい事を仕事にしよう、そしてその先の人生を生きていこうと思いました。そこから大学に入って、起業をしたいという意識が高まりましたね。

そこで起業と自分の本当にしたいことをマッチさせよう、自分の経験を活かしたいと思った時に、僕はネガティブな経験を、プラスに発信していこうと思ったんです。変換するのは難しいですが、マイナスのままにしておくと、本当に辛い経験のままで終わってしまう。今後を歩む際、足枷になってしまう。その時、自殺率というワードがぱっと浮かんだんです。起業を通して自殺率を下げようと思いました。辛い経験をしてきて、自殺も考えていた僕にしか、出来ない事だと感じました。

 

 

イジメの経験があったにも関わらず、

何故そんなに人との関わりを大切に出来るのですか?

 

 

人に裏切られた数は、本当に多いですよ。それでも僕は人を信じます。何故かというと、例えば人を信じないと決めて三年間過ごしたとします。一方、裏切られる可能性はあるけれど人を信じた三年間を比べたとき、どっちが素敵でどっちが価値あるかって考えると、僕は後者な気がします。馬鹿と言われるかもしれないけれど、僕は裏切られたとしても人を信じていたい。出逢いには必ず意味があるし、僕自身出逢いの積み重ねでここまで来ました。

仮に、人生が八十年だとすると、街中ですれ違うだけでも僕は奇跡だと思っているんです。だって生まれる時期が違ったら、絶対に逢う事は無かった人たちですからね。だから僕はその出逢いを逃したくないし、可能な限り関わっていたい。出逢いは「風」みたいなもので、過ぎ去ってしまったらもう関わることはない、死ぬまで逢わないかも。だからこそ、瞬間を受け止めて関わっていきたいし、出逢いを大切にしています。

 

 

 右京さん2

 

 

起業のビジョンについて、もう少し詳しく教えてください

 

 

起業して自殺率を下げるという目標に関して言うと、1つは、いつでも人に相談出来るシステムを創りたいと思っていて、ITの分野からのアプローチを考えています。僕は夢とか目標とかすごく先のビジョンは明確なんだけどそこまでのプロセスが空白で。そこに至るまでの策が無い。加えて、起業のスキルとかノウハウも無い僕だからこそ、今は周りの出逢いに集中して、進めていきたいです。

起業して、もし能力が足りなかった場合は、就職も考えています。僕は就職する事も、僕はすごく良い事だと想います。したい事とマッチしてる会社で働くってすごく素敵な事ですよね。僕自身、就活をする可能性もあります、まだ分かりませんけどね。どちらにしても、本気で生きている人は輝いていると思います。ただ、二兎追う者は一兎も得ないと思うので、今は起業の事を考えています。

 

 

肩書きより、その場所で何ができるか

 

 

就職したとして、本当のゴールが起業といった感じですか?

 

 

起業というのは、目的じゃなく手段ですね。就職も起業もどちらにも良い点があると思います。起業は、自分の思いで創った会社だから自分の分身みたいなものだし、自分がしたい事をストレートに社会に反映出来るのが良い点ですね。何故、ボランティアではなく起業なのか、結論を言うと、限度があると感じたからです。僕が無限のお金持ちなら、毎日毎晩、人の為に使い続けるけどそうじゃない。だからビジネスというカタチでマネタイズしキャッシュフローを創り出す。それによって、半永久的に社会貢献が出来ると思う。だから起業という選択肢を選んでいます。

僕の目標としては、起業を通してというのはあるけれど、結果として人に夢や希望を与えたい。肩書きどうこうより、何が出来るかですね。やっぱり目的と手段は違う。起業を目標にしてしまうと、それが達成された時にここからどうしようってなってしまうし。起業は僕にとっては目標では無いかな。

 

 

人に夢や希望を与えるとは、具体的にどう言う意味ですか?

 

 

僕の夢は、若者が夢と希望を堂々と持てる社会を創る事。今の世の中、目立ったらあかん的な感じやけど、堂々と世界一になりたいとかいう若者が居ても良いと思います。夢は何ですか?と聞かれた時に「就職」って答えている人を見て、そんなん「生きる」みたいなもんやんって思ってしまって(笑 他に道はないのかなって。言ってないだけかもしれないけど、言って良いと思いますし、僕はそれを、堂々と発信していく流れを創りたいんです。例え一部の人に嫌われても、僕の姿を見て、誰か1人が変わるキッカケになるのなら、そこに僕の存在価値が在ると思っています。

 

 

右京さんのその自信は、どこで得たモノなんですか?

 

 

根拠のない自信です!実績があったりお金があったりしたらそこから自信が来るのかもしれないけど、そういうのも無いし。でも、絶対に成し遂げたい思いがあります。それを考えたら、悩むのって大事だけど、ずっと悩むのって良くないなと思う。僕は、反省はするけど後悔はしない。失敗してそれがマイナスになる事って多いけれど、それを活かして次の何かに繋げる事が出来れば、それはもう失敗じゃなくて成功の一部だと考えています。

過去に様々な暗い経験をしてきました。大学に入ってからは大失恋(笑)もしたし、最近だと心臓の近くに出来た腫瘍を摘出する手術も受けました。精神的な痛みや手術時の局部麻酔の様にリアルな痛みも乗り越えた。そういった事も、自信に繋がっていますね。

 

 

 右京さん3

 

 

 

それでは最後に記事を読んだ方にメッセージをお願いします

 

 

「笑顔」「挨拶」「ありがとう」この三つは嫌な気分になる人が居ないワードだと思います。なので、これを見た人が、この三つを改めて意識して、積極的に相手に伝える。そこからまた幸せの輪が拡がって行くと思います。僕は近い将来起業して、夢として思い描いてる、若者が夢と希望を堂々と持てる社会を創りたいと考えています。その為にも、様々な場所で学び成長し、良い意味で変わり続けたいです。応援宜しくお願い致します。僕を突き動かすのは、根拠のない自信です。

 

 

 

根拠のない自信ならNo.1

 

そう堂々と言える若者が、今日本に何人居るのだろう?

 

人の痛みを知り、それでも人を信じて突き進んでいく小林右京

 

彼ならきっと

この社会を変えてくれるに違いない

 

 

Facebook:小林右京

 

 

【文…橘京、写真…福良碧】