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カメラが趣味の中央大学商学部3年の藤田将登(ふじたまさと)さん。

 

プロの写真家とも親交が深く、出掛ける際は2台の一眼レフカメラを持参する。

 

撮影した写真はFacebookページ(https://www.facebook.com/gakuseiphotograph)で公開。

 

 

そんな彼が写真を通じて、何を伝えたいのか。

 

どのような気持ちでシャッターを切っているのか。

 

その想いを、語って頂いた。 

 

 

藤田将登(ふじたまさと)

1991年生まれ。中央大学商学部3年。青梅市在住。

愛用のカメラはオリンパス製。

 

 

―― 写真をはじめたきっかけはなんでしょう? 

 

僕は、高校入学の際にカナダの学校に進学したんです。そのとき普通な感覚として、「この3年間を写真に残したい」と思い、600万画素程度のキャノン製のPowerShotというカメラを購入しました。それが撮り始めたきっかけですね。

 

―― 高校から海外の学校に進学したんですね。

 

進学したのには二つ理由があります。

 

ひとつは、現地で英語を学ぶため。幼少の頃、父の仕事の関係で海外で暮らしていたのですが、英語の読み書きが全然出来ませんでした。ですが、生活のなかで喋ることは好きでした。

学校の机の上で英語を学ぶのではなく、生活環境を丸ごと英語の空間へと考えました。 

 

そしてふたつめは、自分を変えたかったからです。

異文化でも藤田は一人でやっていけるんだという姿を見せてまわりを見返してやりたいという気持ちがありました。

 

―― そうやって飛び込んだ環境でカメラにはまったと思うのですが、カメラを買った人全員が写真にはまるわけではありませんよね。藤田さんが夢中になったのはなぜでしょう?

 

恥ずかしい話なのですが、初めて付き合った彼女が日本にいて、カナダで撮った写真を送っていたんです。どこまでも続く青く澄んだ空、太平洋に面した自分のステイ先からのサンセット…。自分の撮った写真を見せることでその子に喜んでもらえました。 

 

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それからというもの、もっと上手くなって綺麗な写真を届け、もっと喜んでもらいたいと思うようになりました。

高2の夏に念願の一眼レフを買い、学校でphotoの授業も取りました。

 

―― 純粋ですね、心温まります(笑)。やはりそのように綺麗な風景を撮るのが得意分野なのでしょうか?

 

そうですね。自然を撮るのが好きです。

自然はしゃべらない、自分をつつんでくれる。

そういった光景をみんなに見せたいんです。

 先日カンボジアに行ったのですが、田んぼが続く田舎街にすごく感動して夢中でシャッターを切ってました。

 

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―― シャッターを切るときはどんな思いを込めていますか?

 

その一瞬を収めたいという気持ちは強いです。

写真は、普段では見落としてしまうワンモーメントをずっと固めることができる。

1枚の写真に色々な想いを詰め込むことができる。

 

そして僕は、不特定多数に届けるより、ピンポイントで伝えたいと考えています。

1000いいねより1つの感動を。

 

伝えたいと思う人がいる限り僕はシャッターを切り続けます。

  

―― 今後の目標を聞かせてください。

 

まだ見ていない世界中の風景に向き合ってみたいです。何から何まで。きっと中にはシャッターを切るのがつらい瞬間とかもあるかもしれませんが…写真を通して真実を伝えたいです。 

 

写真 (3)

 

 

 

後記: 

インタビュー当日、いまはスランプなのかもしれないと言っていた藤田さん。

しかし、彼には「伝えたい」という強い原動力がある。

一枚の写真を通じて、想いを馳せる人の心を動かす。素敵なことだと改めて感じたインタビューだった。

 

 

【文…長瀬晴信】