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No.24

 

名前:橋本扶未子(@pumi0108 )

 

大学:一橋大学社会学部3年

 

所属:震災支援YouthHands(HP /twitter ),一橋大学東日本震災ボランティア報告会(facebookページ /twitter )

 

 

 

 

 

2011.3.11、東日本大震災。

 

 

 

 

未曾有の大災害で日本の情勢は大きく変わってしまいました。

 

4ヶ月以上経った今も、この日の出来事に目を背けず真摯に向き合おうとしている人は少なくないと思います。

 

そこで今回、被災地のために自ら能動的に動いている学生の存在を皆さんにもっと知っていただきたいと思い、

 

自ら被災地ボランティアに参加したことをきっかけに、学生による被災地支援を広める活動をなさっている一橋大学3年の橋本さん(以下、橋本)に話を伺った。

 

 

★橋本さんが団体として被災地支援を促す活動を行うようになった経緯を教えてください。

 

 

 

 

橋本:私は震災後のGWに1週間、復興支援のプログラムを使って現地に行ったんです。いつもの私は「これは何のためになるのか」といった観点からリターンを考えて行動してしまうのですが、被災地の変わり果てた風景や涙を流す現地の人の姿を見て、こればかりは他人事に出来ないと思った。なにかやらなければと感じたんです。

 

 

 

そしてなにより、行く前はボランティアで人が溢れかえると言われていたので若者も多いかと思っていたら全然いなくて、40~50代の自分の親と同じ世代の方が汗を流してた。そのことが私のなかではショッキングでした。

 

そのときはやる気が無くて来る気がないのからなのかと思ったけれど、こっちに戻ってきて色んな人の話を聞いてみると、

 

「行きやすい環境があれば是非行きたい」、「情報くれればやりたい」

 

という声を多く聞いて何かもったいないと感じた。

 

と同時に、いまは絶対的に学生に対しての情報源が足りてない、ならボランティアを経験した自分たちが発信する役割を担えばいいんじゃないかと。

 

そういう経緯から被災地などで出来た同世代の友達と活動を始めました。

 

 

 

 

 

★団体ではどのようなことをしているんですか?

 

橋本:各大学の枠を超えた団体であるYouthHands では若者を一人でも多く被災地に派遣するためのプログラム作りを行っています。大きく分けると二つで、

 

 

 

①学生たちに行きやすいプログラムを紹介

 

→既存のものを仲介して紹介。またこの夏、新しく私たちの団体で農作業ボランティアを行おうとも考えています。津波による塩害でだめになってしまった綿花を育てていくプログラムで金銭面の調達も順調です。

 

②学生の支援活動に対する適切な情報を提供

 

→NPO法人の方や現地の行政からでは届きにくい情報を学生の方に届けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、これとは別に一橋大学生限定で7・29(金)15:00~17:00に「興~ココロオコス~ 一橋大学 東日本大震災復興支援ボランティア報告会 」という会を一橋生の有志で行います。

 

 

 

内容は…

 

・支援活動経験者によるプレゼンテーション

 

・この夏参加可能なボランティアプログラムの紹介

 

・ボランティア経験者による個別相談会

 

など

ボランティアに行ってみたいんだけど授業とかインターン、バイトがあるし…などと思って一歩踏み出せない方には是非来て頂きたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

★被災地に行って具体的にすることってやっぱり瓦礫撤去とかなんですか?

 

 

 

橋本:瓦礫撤去のイメージが強いと思うんですが私は一回もやりませんでした。避難所で年配の方や子供の話相手をしたり、お好み焼きやフランクフルトなどのお祭りの出し物を自分たちの分も作って一緒に食べて一緒に会話することもしました。避難所で生活されている方は毎日同じような食事が続くことも多いのでこういうものを作りました。

 

また、家の中の整理(泥のかき出し等)が大変だった記憶も残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★橋本さんが被災地に行って得られたことってなんですか?

 

 

 

橋本:いっぱいあるんですけど、今まで以上に当たり前の生活が送れることに感謝するようになれたことです。向こうの方はまず街がない、何も持ってない。

 

それに引き換え私には、

 

帰る家がある、ご飯がある、家族が待っている…こんな当たり前のことが実はとても恵まれたことなんだと気づけました。

 

現地には良くも悪くも人間のいいとこ悪いとこがすべて詰まってる。そこから何を感じ取るかは人それぞれだと思いますが少なくとも私は価値観が覆されました。得るものは大きかったです。

 

 

 

 

 

 

 

★最後に学生の方にメッセージをお願いします。

 

 

 

橋本:私がよく言っているのは、この震災でやりたいことが変わったんじゃなくて増えただけ。今やりたいことを犠牲にする必要はないんです。プラスアルファで何かやってみることが大切だと思うんです。私も留学の勉強も同時に行いながらこの活動もやっています。若いうちくらいムチャしてみませんか?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【文・写真…長瀬晴信】