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国立駅から徒歩1分の距離にある“居酒屋ぶちえらい”

お店に繋がる階段を上ると真っ赤な提灯がお客さんをお出迎えしてくれます。

 

国立にOPENしてまだ1年。

今回はその店長・藤村さんにインタビューをさせていただきました。

 

ホームページ詳細はこちら→ http://buchierai.com/

 

 

お店を開くことはいつ頃から考えていたのですか?

 

よく飲食店の社長が三年計画と手帳に書くというけど、そういう事は全くなかったな。

陸上マラソンのスポーツ推薦で中央大学に入学して、

小さい頃の夢は学校の陸上の先生だった。

 

料理をつくることは、その次に楽しいことで…

大学卒業後は飲食店にずっと勤めていたのだけど、

自分の中で、飲食店をやる=独立という方程式があり、独立したいと思っていた。

 

たまたまお金があって、たまたま人がいて、たまたまタイミングがあった。

運がよかったな。本当にたまたまだから。

 

店名の由来はなんですか?

 

親しみやすいように平仮名にしたかったんだ。

遊び心なんだよね。山口県民が見たらくすっと笑うでしょ。

※ぶちえらいは山口県の方言で、“とても疲れた”の意。

 

きっかけは、たまたま来た親戚の子からのメールで、

そこに「ぶちえらかった」と書いてあったんだ。

 

可愛いじゃん!と思って、そのまま店名にした。

 

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スタッフはどのように集めたのですか?

 

一人しか誘っていないの。

そうしたら5人くらいから“私もやりたい!”と返事がきたんだよね。

棚からぼた餅ですよ。

 

雇ったのは2人だけで、後はみんな僕の知っている人。

 

従業員同士が仲良くないと良い接客はできないからね。

うちは接客が良いと評判だから、接客は特に重視している。

 

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今までで失敗したエピソードがあれば教えてください。

 

オープンしてからの宣伝が足りなかったことかな。

ホットペッパーなど集客ツールを活用しなかったことから、5月6月は赤字だった。

 

オープニングメンバーはその苦労をよく知っている分、危機感をもっているよ。

暇になったらどうしよう、と。

 

その頃はよくスタッフ皆でティッシュ配りをしていたね。

その甲斐あってか、7月くらいから乗ってきて初めて利益がでた。

 

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お店創りにこだわりはありますか?

 

安くて不味いのはだめで、高くて美味いのは当たり前でしょ。

“価値があるのは安くて美味い!”それを追及している。

 

一番は、美味いを保ちながら安く切り詰めること。

 

ちなみに今の一押しメニューは“瓦そば”と“豚トマト”だね。

 

ちなみに、看板なども含めて内装はほとんど手作りだよ。

 

看板業者に作ったら30万と言われて…

ふざけんなと思って自分で作ったら1万5000くらいでできた。

うちの店は手作り感にあふれているよ。

 

グラフィックス5※瓦そば

 

大切にしていることがあれば教えてください。

 

あくまでコンセプトは、

普通の居酒屋に、ちょっと山口チックなものを入れていくこと。

 

山口県だけでなく国立の野菜を使うことで、商工会や農家とも繋がりができた。

つながりができるんだよ、めちゃくちゃ。

 

お客様からのもらい物も本当に多い。

Facebookにあげているけど、お酒とかオリーブオイルとかお菓子とかを凄くもらう。

本当にありがたいなと思う。

 

あとは、

うちはリピーターさんが多いから、お客様ノートを作っているんだ。

この一年で200人以上お客様の名前を覚えている。

 

サービス業は名乗ってもらったら絶対に覚えないといけないから。

僕からお客様の名前は聞いたことない。でも、教えられたら絶対忘れない。

 

アルバイトスタッフでさえ50人以上覚えていると思うよ。

 

ターゲット層はありますか?

 

しぼっていない。

うちってね、学生も年配も多いし、子連れもくるし、幅広いんだよね。

 

チェーン店は若者がターゲット。反対に、高級な居酒屋は年配向け。

安いメニューもあり、お酒の種類も豊富で、お刺身もおいているから、

幅広い年齢層のお客さまがいらっしゃるよ。

 

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これからどんなお店にしていきたいですか?

 

山口県の店だけど、国立に根付いた店。

 

今の課題は、まだまだ認知されていないことだな。

 

でもね、そんなに焦っていないよ。

ゆっくり、地道にやっていこうて思っていて。

無理せず、ちょっとずつ土台を固めていけばいいと思っているからね。

 

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【文…生山絵美子、写真…長瀬晴信】