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NO.20

 

名前:大畑雅義

大学:武蔵野美術大学3年

 

今回は武蔵野美術大学で建築学を学ぶ傍ら、バックパッカーとして海外を旅している大畑雅義さん(以下、大畑)にインタビューしました。

 

★まず、今まで行った国を教えて下さい

 

大畑:イタリアとインドです。

 

★外国に行こう思ったのはなぜですか?

 

大畑:大学に入ったとき、夢と希望で胸を張り裂けんばかりにパンパンにしていた僕は学生のうちに一年一ヶ国外国に行くことを決めました。それで去年はイタリアに行ったのですが、今年はアジアのどこかを一人で放浪したくなってインドに決めました。

 

lien:どうして放浪したくなったのですか?

 

大畑:理由というのは聞かないでください。いや、でもそんなに聞きたいのならしょうがないですね。その理由というのは、日本にいるとき僕はいろんなものに頼ってるなと思いました。それは家族や友達、言葉やお金に至るまでいろんなものに対してです。だからそういったもののない、頼るものが自分自身だけのような場所に自分を放り込んでみたいと思っていたからです。まあ簡単に言えば一人になりたかっただけですが。

 

★なるほど。では、現地(インド)の状況を教えて下さい

 

大畑:めちゃくちゃ怖い、汚い、貧しいってイメージを持っていたけれど、想像よりは少しましでした。それでも日本の常識からは遠く離れたこともたくさんありました。ノラ牛がいたり、物乞いがいたり、騙されそうになったり、お腹も壊しました。それに社会にはカーストの習慣がまだ根強く残っていました。だからインド全体としては発展しているようでも格差はかなり開いているようでした。

 

 

(現地の船乗り)

 

★インドではどんな生活をしていましたか?

 

大畑:基本的に早寝早起きでした。サマンバヤ・アシュラム(※)というところでは夜8時に寝て朝5時に起きるという健康ライフを送ってました。そこにはテレビはないし、携帯も通じないし、停電もよく起こるので、もう夜は寝るのみです。

 

lien:食事の面はどうでしたか?

 

大畑:食事はおいしかったり不味かったりでした。食べようと思えば日本とあまり変わらない食事ができるのですが、インドらしいものを食べたいと思っていたので当たりもハズレもありました。おいしかったのはフルーツのミックスジュースとタンドゥリーチキンです。あとどこでもおいしかったのはチャイです。本当においしかった。

 

lien:何か大変だったことはありますか?

 

大畑:食事ネタのあとになんですが、トイレが大変でした。ご存知の通りインド式トイレは紙がありません。あるのは小さな桶だけで、それで流しながら左手で拭くんですね。もちろん僕もやりました。でもやはり気持ちのよいものではありませんでした。左手で触れたときのあの…。これ以上はやめときます。

とにかくそのせいでお腹が痛くても我慢してしまうことがあったので、「それならもう紙を使おう」と後半は持ってきていた紙を使っていました。そうです。実は持ってきていたんですね。

 

lien:(笑)

 

★バックパックを通して学んだ事を教えて下さい

 

大畑:「見たものと見せられたものは違う」ということです。僕がここに書いてることも所詮僕の目で見ただけのものであって、多少の誇張もあるし、特徴的な事柄を話しているのに過ぎません。自分の目で見ることを大切にしたいと思います。

 

 

(現地の子供たち)

 

★これから行きたい国はどこですか?

 

大畑:本当は世界一周に行ってみたいのですが、とりあえず次に行けそうなのはスペインです。

 

★その他なにかあれば…

 

大畑:インドという国はよくわかりません。だからこうして話をすると頭が整理されるのでありがたいです。

こういった機会を与えてくれてありがとうございました。

ナマステー。

 

「見たものと見せられたものは違う」というのは実際に体験をした大畑さんだからこそ言える言葉だと思います。

どんなに他人から話を聞いたとしても体験に勝るものはないですよね。

素敵なお話をありがとうございました!

ナマステー。

 

 

(最後にお風呂上がりの綿棒が好きだと語ってくれた大畑さん)

 

 

(図)

 

※ガンジー翁の四大弟子の1人、ビノーバ翁を師とするドワルコ=スンドラニが主宰し、インド国内で最も貧しくヒンズー教の教えが厳格に守られていると言われるビハール州で開かれたアシュラム(修行道場)のこと。土地献納運動(ブータン運動)で得たブッダガヤ周辺の地を活動拠点として、子どもの教育こそが未来のインドの開発のためになるという考えの上に立ち、身分制度の為に抑圧さえているハリジャンの地位向上のために、その子弟の教育に重点を置いている。

 

【作成…明石華那】