高校生団体「Hot Japan Project」方言愛好会部長 中村彬裕さん

私は池袋でこの団体とお会いをしてから興味を持った。

麻布十番の閑静な住宅街にある「本部」と名づけられた


決して広いわけではないビルの一室で


高校生達が未来を見据えた会話をしていた。

 

 

 

―― Hot Japan Projectとはどのような活動を行っているか教えてください。

 

Hot Japan Project というのは、全国の高校生が具体的に高校生が考える日本の

興味を持った文化を発信していくプロジェクトです。

Hot Japan Project

http://hotjapan-project.com/

2012年の8月に設立されましたが現在いる東京本部の人を中心に北海道から沖縄まで大体200人の高校生が参加しています。中心は東京本部は首都圏の高校生のみですが「クラブ活動」になると全国の参加者さんが参加します。

 

 

―― 地方の高校生の活動について教えてください。

 

本部の高校生は首都圏在住ですが、地方の高校生にはクラブ活動の参加になっています。というのは地方の高校生が本部で主体的に活動をするのは厳しいからです。

でもその代わりに委員会活動は地元を知っている方じゃないと活動ができません。要するに分業です。

それらの情報は本部から地方へTwitterやFacebookにより発信されます。

 

 

―― では本部の活動はどのような活動ですか?

 

本部は主に広報や企画を中心に行っています。

イベントのチケット販売、会社の方へ協賛を得る交渉、イベントの場所取りという活動は本部にとって大切な仕事です。


また、イベントでは地方が中心の委員会活動での文化発信ブースのサポートを行っています。

団体理念は「本部が地方をサポートする」なのでグローバル社会で海外進出が注目されている中、日本に住んでいて気が付く日本の良さを地方から発見していくことが大切であると捉えています。

海外進出を行う前に日本文化を理解していないと勿体無くないですか?

 

―― 確かに。活動の目線を海外に広げる前に地域理解をしておくという重要性があるということですね。

 

 

世界的に見ると、例えば国々が陸続きのヨーロッパでは其々の国の文化のぶつかり合いがありますが、島国日本の国境の意識が「海」なので日本では文化の干渉が起こりにくいですよね。

日本では国の文化。主に地域文化に関しては理解していない傾向にあります。


その日本の中でも「地域」で文化が分かれているわけで、その地域毎に文化をシェアすることで、他の地域への文化の発信の他に自分の地域に「帰る場所」という概念を見いだせると思うんですよ。

 

 

―― 委員会、クラブはどのような活動がありますか?

 

方言愛好会、ワットイズジャパン、食品研究会

温泉クラブ、和服部、日本文化探検隊、風流研究部

日本語を奏でる会、和楽器部が現在あります。

増やそうと思えば全然増やすこともできますし「日本のお祭り部」なんてものがあれば特に面白いと思います。

活動の例として、例えば私が所属している方言愛好会でしたら、地方の方は方言をコンプレックスに感じているらしいですが、方言を話す人は首都圏で人気があるんですよ!

むしろ話している人がうらやましいくらいで、ブームが巻き起こってるんです。

最近は「方言彼女」というドラマもあるくらいですし。

実際、その方言を隠そうとしていることが勿体無い。と思って。

方言を話す人にはもっと誇りを持ってもらいたい、また、標準語を話す方々には方言に対する興味を持ってほしい。っていうことで私が方言愛好会を作りました。

全国津々浦々に私たちのクラブのメンバーはいますので、東京の方言好きの話を聞くだけじゃなくて全国それぞれの方言スピーカーを交えて方言を話すことに抵抗を無くす活性化運動みたいなのを行っています(笑)

 

 

―― どのような点において方言が好きになりましたか?

 

方言を話す女の子ってかわいい!って思いません?

実際、京ことばを話す女の子とか地元の人が見るとあんまり・・・って感じですが違う地域の人から見ると新鮮に見えたりする点においてあったかさを感じたりします。


それに、日本各地で若干方言を話す人と 強い方言を話す人がいる訳じゃないですか。

そこが面白いと思います。

 

 

―― 今一番おすすめの方言はありますか?(笑)

 

私たちの方言愛好会の人の中で一番個人的に好きな方言は、主に岩手県一関の方言や、広島弁です。

とってもあたたかい方言です。


他には奈良弁です。
大阪弁よりもちょっと柔らかい感じが好きです。

こんな話に関しては止まらなくなりますので(笑)

 

 

――今、高校生団体を立ち上げることはどのような意味を持つと思いますか?

 

今の時代、日本では政治や経済において危機感を持っている所もあります。「今の大人がだらしないから高校生から始めよう」という所も多少ありますし、日本の社会は年功序列型から変わってきている点もあります。


若い人から企業を立ち上げて大成功を収める人もいますし若い人への見方が変わってきているので、今学生団体を起こすというのは本当に良い時期だと思いますし、
増加傾向にあると思います。

活動が有名になっているのはSNSを利用するという所もありますが新聞や広告に載っている高校生活動もあります。これに関しては最近このような活動をし始めて気が付くようになりました。

 

 

―― さて、Hot Japan Projectさんは200人もいらっしゃる大きな団体ですが、立ち上げたいけど、始められない高校生はたくさんいると思います。高校生活動を立ち上げるノウハウを教えてもらってもいいですか?

 

それほど地方では浸透していないので、「実際にやりたいけどどうしたら良いかわからない」という高校生は多いと思います。

実際には、関東ではこのような学生団体は多くて、耳に入るので動機が生まれるのですが、地方だと耳に入らないのでなかなかアクションを起こせないと思います。しかしそれでは何も始まりません。何かアクションを起こすことが大事です。


東京では盛んに行われていますので、地方で行っている人はどうぞ積極的に関東の団体と提携を結んでください。利用してください。

東京でコネクションを結んでおくと実際地方でもうまく回ることもありますし、活動の幅が広がると思います。視野を広げることが大切です。


今までは関東だけの狭い世界に生きていましたが実際は視野を広げて地方に目を向けたら地方の人にもっと凄い人がたくさんいました。

「関東の人は凄い」という風に偏見を持つのではなく地方の人も東京の大きな高校生団体を利用したりすることは大事だと思います。


思いを形にするためにどんな手段でも利用する。それが活動において大切なことだと思います。

 

高校生だからできること。


高校生だから持っている能力

そういう力を

意識したことあるだろうか。

現在日本の高校生は約340万人いる。

すべての高校生が

日本を変えてやろうと意識して

行動を起こしたとしたら

若い力で日本を動かせるかもしれない。

 

Hot Japan Project

HP:
http://hotjapan-project.com/

Facebookページ:http://www.facebook.com/HOTJAPAN.project

BLOG:http://hot-japan.tumblr.com/

 

(文責:西村 歩)