• 「自分、社会人のおっさんではありません!」


    親しくなった方には”ぶんちゃん,ぶんちゃん”と呼ばれている豊後さん。おじさんではありません!!


    21歳、正真正銘の大学生です!


    そういったところも自分の個性ととらえ、むしろ売りにしているのだとか(^^)

    今回は、ぶんちゃんのインターン先でもあるパソナグループ本社にて、リアルな気持ちを語っていただきました。ぶんちゃんの魅力に迫ります!!

    【インタビュアー:佐伯綾香】

  •  とにかく思い立ったら行動


     

    ―様々なメディアでも取り上げられるほど注目を集める大学生の一人でありますが、具体的にはどのような取り組みを行っていたのか教えてください。

    大学1年生の4月に、大学を変えるという目標のもとサークルを立ち上げました。
    たとえば、スタバを導入してみようとか。自分は、こうしたらどうかと、積極的に活動していました。

    ただ、僕自身も一生懸命になってしまっていたこともあって、サークルの仲間とすれ違ってしまったんです。言うならば、内乱が起こってしまった。顧問であっ た教授に呼び出され、幹部からの通告をその場で受けました。自分でも納得がいかず、直接幹部たちに連絡してみたものの、事実は変わらない。共に歩んできた 仲間はだんだんと離れていく。幹部への抗議も聞き入れられることなくさらにやめていく仲間がいる。

    副代表でありながら、そんな状況を目の当たりにして、申し訳なさ、悲しさ、苦しさに寂しさといった色んな感情がこみあげ、涙が止まらなかったことを覚えています。結果的に、悔しながらも、ある教授の温かいお言葉を受けて、自分は退く決断に至りました。

「人を褒め、人を活かすことができる人こそ、人に褒められ、自らを本当に活かすことができる。」

この言葉は今でも胸に秘めていますね。うまく生きるための秘訣・・・いまになって深く理解できたような気がします。


その後、当時の学事部長さんとお話しする機会があって、柏市での企画を紹介されました。

その企画というのは、地域振興、地産地消を行うというものです。地域の野菜を使ってお菓子を作るだとか、その地域ならではの特色を生かした企画ですね。


この企画で自分は、メンバーの一員として加わり、綿密に柏市側とも話し合って話を進めていたのですが、ここで転機が訪れました。

―何があったのでしょうか。

柏市側が大学生と連携して、学生のアイディアを市に提出するというワークショップを開くことになり、自分はそのリーダーを担当することになったんです。柏市の東葛地域の様々な大学から学生が集まりました。市役所の方や大学の方と連携してワークショップを成功させました。


しかし、2011年3.11に震災が起こりました。この時に一度団体は潰れかけました。この団体は必要ないと、市議会委員からクレームが来たんです。ほ んっとにまずいな、と思いましたよ。このままではいけないと思って活動した結果、柏市の学生部会だったのを東葛地域まで拡大して、自分は創立者でありなが ら副代表として、もう一度立て直すことにしたんです。この当時は市議会委員の方とも意見交換もたくさん行いました。市長、副市長さんとも対談して、立て直 しを図りました。やはり、この経験は次なる自信につながりました。


ちょうど1年生の終わりごろで、その活動をやりながら、企業の方とも様々な形でお知り合う機会があり、インターンをさせて頂くという経緯になりました。

 弱みと思っていたものがキーに

―実に波乱万丈な人生ですね。ぶんちゃんを突き動かしていたものは何だったのでしょうか。

もともと、戦力になることが自分のテーマだったんです。自分は、大企業に入りたいという思いが強く、そのためには大手でインターンをするという道を心に決めていました。
でも、大学受験に失敗してしまい、今の自分の大学のレベルは大企業への入社に見合うとは言えない。挑戦できないだろうと思っていました。

そんな大学名知らないよと言われては簡単に切られてしまうこともありました。知名度が低いから、大学のレベルが低いから大企業には相手にされない。最初は絶対に無理だと決めつけていたんです。
そういうことなら、自分は一つ一つ経験を積み重ねていくしかない。経験を積むことで即戦力だと認められたいという思いを強く持って活動を続けてきました。だから、大学のレベルの低さって、自分にとっては一つのキーなんです。

―なるほど、知名度にとらわれるのではなく、ぶんちゃん自ら道を切り開いていったのですね。試行錯誤していく中で、どんなことを感じていましたか。

何かのきっかけがまた更なるきっかけを作り出しているなと感じることが多々ありましたね。

 

自 分が対企業との交渉のつなぎ役をやらせて頂いていたときに、企業内で、いろいろな方と関わりを持ってつながっていったんです。人から人へと紹介を受るけこ とによってチャンスを自然につかんでいるような感覚でした。あるいは、自分が知らないうちにチャンスをつかんでいるって言ったらいいのかな。ぽんぽん導か れている感じです。

―そうなんですね。確かに、人と人とのつながりがもたらす力って大きいですよね。

実際にインターンをされていて、実感したこと、学んだことはなんですか。

い ろいろな企業の方とお話をしてきた中で感じることがありました。経験を積むことも大事だけれど、結局大事なのって人柄なんですよね。企業の方はその人の性 格、人柄を見ています。だからこそ、大学のレベルが低いからと言って諦めるべきではない。目標を信じて、努力し続ければいつかは報われる時が来ます。

周りの環境に影響されないで、その中で自分が輝けるような存在になることを目指せばよいのだと思います。自分は特異な人間だと思われているかもしれませんがね。(笑)

―たしかに、学歴もですが、大事なのってその人がどういった人間なのかということですよね。

そうですね。ただ、学歴差別というのは存在してしまうもので、自分自身悔しく思うときもあります。でも今は、企業の方と関わることで気づかされたこともたくさんありますし、やはり感謝の気持ちでいっぱいです。

―詳しくお話していただけますか。

自分は大学3年の初めまですごく突っ張っていた面もありました。周りの人たちを見てはこんなこともできないのか、と蔑んでみている自分がいたといっても過言ではありません。
即戦力になりたい、という目標を持っていたからこそ、人のことをそう言った目線で見ていた自分がいたのだと思います。ですが、そんな自分が今となっては馬鹿らしく思えます。


その自分の悪い性格は上司の方に治してもらいました。自分がリーダーといった立場が多かったのもあって、どうしようもなく、独りよがりになってしまうこと が多かったんです。そういった自分を支え、心の芯になってくれたのが今の企業の方です。自分の悪い点を指摘していただくことで、自分自身も変わりました。 本当に感謝しています。

―周りの方々に支えてもらって今のぶんちゃんがあるのですね。では、今までの人生で心に残っている言葉や出会いはありますか。

ビジネスしていく上での言葉ですが、今や世界に進出している某ファッション業界のトップの方の言葉ですね。


中国の故事に盾と矛があります。これを合わせて矛盾という。今の学生は英語とビジネスという関係をないがしろにしている。英語はできてもビジネスができな い学生が多い。これは外国語大学の人によくある。逆にビジネスはできたとしても英語ができないとこれからの時代には対抗できない。ある意味これは中国の故 事の矛盾に対応している。


この言葉は印象に残っていますね。自分自身も心に留めています。

―矛盾、なるほど。片方だけにならないよう、どちらも身にていくべきですね。

では、これからの目標を教えてください。

最終的に日本の社会における問題を解決していきたいです。やはり、これから先いろんな人たちが取り組んでいくべき問題だと思うんですよね。この会社(パソナ)でインターンをさせてもらっていろんな方と話したり、他の学生と話したりしていてもそうですが、自分が主役、主体となって社会の問題を解決していけるような人になりたいと思います。

―他人ごとではなく、自分が、と使命感を持つことが大事ですね。これまで、積極的に挑戦できた理由はなんなのでしょうか。

恐れない心と行動力だと思います。

時々、自分の知らないところで自然と自分の名が知られていることもあって、目標の即戦力になる人材には近づいているのかなあ、と思います。

人脈をつてに会いたい人に会うことができるということ、そして、学生で社会人の方と仕事をできることは誉です。本当に周りの方々に感謝しています。

―なるほど。目標を目標で終わらせるのではなく、常に挑戦し続けることが今のぶんちゃんをつくりあげているのですね。さらに、今の自分を支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れないこと、人として大事なことですね。

では、ぶんちゃんは普段、どんなことにアンテナを張っておられるのでしょうか。

いろんなことです。ニュースをみたり新聞を読んだり、特定のものに縛られずに、いろんなことに興味を持つ必要があると思っています。幅広い視点を持っていないと社会の問題点を発見できないし、解決できませんよね。自分は心がけるようにしています。

―様々なことにアンテナを張る、大切なことですね。それを自然にできていたからこそ、今、目標とされている即戦力のある人材に近づいているのだと思います。

ところで、大事なことを言い忘れました。なぜ、今回インタビュー場所をパソナにしたのか佐伯さんはわかりますか?

―・・・(;O;)?

それは、自分自身がその空間に感じる“雰囲気”と同じ雰囲気だと思うからです。私という人間がパソナという企業だからこそ出せる素の自分というか・・・。

ここでは、無理やり鎧を着る必要はないんです。とがった自分を出す必要は全くなく、鎧を降ろした状態で話せる。だから、本来の自分の考えをそのまま訴えら れたのではないかと思います。そういう場だからこそ意味がある、雰囲気が合致するとその人本来の物が見える。そういう意味でパソナでインタビューを受けま した。

― そういうことだったのですか。何も着飾ることなくありのままの自分でいられる。だからこそ、心の内から湧き上がる本当の思いを相手に伝えることができる。 私は大事なことを見落としていました。それと同時に、ここパソナで、ぶんちゃんの素直な思いをお聞きすることができたことを、本当にうれしく思います (*^^*)本日はありがとうございました!

*オフィスというよりもまるでカフェにいるかのようなゆったりとした空間でのインタビュー。
束の間の時間でしたが、ぶんちゃんは私の身の上話までうんうんと聞いてくださいました。

目標を持ち、それに向かってどう努力していくか、限られた時間をいかに使っていくのか。
1年生を終えようとしていた私にとっても考えさせられたひと時となりました。


私のインタビューではきっと足りなかった部分もあると思います。ぜひ、もっともっとお話してみたい方、ぶんちゃんにご連絡ください(^^)

 

豊後祐紀
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(文責:佐伯綾香)