o0240040011326997699 

 

No.18

 

名前:Tさん

大学:青山学院大学

 

こんにちは!

今回は大学一年生の冬に出掛け先でバイク事故に遭い、意識不明の重体にみまわれるも、その後奇跡的に回復し現在リハビリ中のTさんにお話を伺ってきました。

 

★まず、事故に遭った当時の事を聞かせてください。

 

T:事故に遭ったのは2010年の1月10日。バイク(自分)と乗用車の正面衝突でした。正直当時の事はあまり覚えていないです。

 

Lien:意識が戻ったのはいつ頃ですか?

 

T:事故に遭ってからは随分長い間意識がありませんでした。目がうっすら開いたのが2月上旬で、会話が出来るようになったのがGW明けの4月頃。笑ったのが4月29日だと母が言っていました。この時のこともあまり覚えていません。当時は担当の看護師だった北里大学病院のMさんが「私の名前は?」と何度も質問してきたのですが、一分前の事もすぐ忘れてしまう状態だったのでなかなか覚えられませんでした。

でも可愛い看護師さんの名前はすぐに覚えられました(笑)

 

★事故前と事故後でどんな変化がありましたか?

 

T:結構小さなことに幸せを感じるようになりました。

例えばお風呂に入ることや字を書くこと・・皆にとっては当たり前のことが今の自分にとっては難しいことなので。

あと、事故に遭ってから「人生を無駄にしない」と決めました。

 

Lien:「人生を無駄にしない」為に具体的に頑張っている事はありますか?

 

T:今は『失調症』という手が震えてしまう症状に苦しめられつつも、それを克服して復学する為に漢検の勉強をしています。漢検の勉強は字の練習も兼ねていますが、それと同時に「日本語力」もつけようと思っています。

 

★事故に遭って得たものはありますか?

 

T:「生きる意義」です。「勉強」が人生を豊かにする一番の近道だと気づきました。

自分は脳外傷の病棟にいた事もあって、必要以上に脳ミソの事を考えているのですが、何か新しい事を記憶する(勉強)は若い頃しか頭に入って来ないから今やらないでいつやるんだ?と思いますね。

知識を増やす(≒勉強する)事が人間の幅を広げる事だと。

あとは「自分と向き合った時間」や「沢山の出逢い」ですね。

 

★Tさんにとって一番大切なものはなんですか?

 

T:友達かな。

 

Lien:それは何故ですか?

 

T:事故に遭った時に友達が送ってくれたビデオレターが、当時の意識がはっきりしなかった自分の脳に刺激を与えてくれたと感じたからです。

 

 

 

(高校時代のTさん)

 

★素敵ですね。では最後に、今の大学生にメッセージをお願いします。

 

T:若い事は特権です。無駄にしたらおっさんになった時に「もっと勉強してればなぁ…」と後悔しても遅いので、『今』を大事に『今』を『濃く生きよう』。

『もっと安全運転してればなぁ…』と後悔先に立たなかったので。

つまり、伝えたい事は『後悔先に立たず』だね

 

 

 

終始笑顔でインタビューに答えてくれたTさん。

「濃く生きること」を繰り返し訴えていたのが印象的でした。

 

【作成…明石華那】