学生団体YELL代表
国学院大学法学部2年

西拓哉(にし たくや)さん

YELL HP:http://v-yell.jimdo.com/

YELL facebook:http://www.facebook.com/iketeyell

「国際協力を身近に」をモットーとして活動する学生団体YELLについての活動、さらに西さん個人の活動について、掘り下げて聞いていきたいと思います。

Lien:それでは、まずYELLの活動内容等について、お聞かせください。

 

西;YELL は関東圏の大学1・2年生約40名が集まり、NPO法人ACTIONと提携してフィリピンへのチャリティ活動を行っている学生団体です。具体的には、フィ リピンのことについてよく知るための勉強会を行ったり、年二回行われる「WORLD CONNECT CHANCE」(通称こねちゃん)という企画を行 い、都内の体育館等を借りて100人規模のチャリティフットサル大会を開催し、集めた参加費を支援金に当てたりしています。また、国内の活動だけではな く、毎年2月後半から行われるスタディツアーでは、団員が直接フィリピンの支援地域を訪れて、1年間のチャリティ活動で集めた支援金から、直接現地の人々 の支援を行います。また、期間限定ではありましたが、食文化からフィリピンを知ろうということで、チャリティカフェも行っていました。

 

Lien:かなり幅の広い活動を展開しているようですね。ところで、なぜ支援先がフィリピンなのでしょうか?理由などがあれば、お聞かせください。

 

西:YELL 創設当初のことはよく知りませんが、最初はフィリピンに絞っていたわけでは無いようです。支援先をフィリピンに絞ったのは、フィリピンへのボランティア活 動を行っているNPO法人ACTIONとの出会いがきっかけでした。NPO法人ACTIONは日本とフィリピンでボランティア支援を行っている団体で、 YELLの支援内容についてのプランも提示してくれています。

 

Lien:なるほど、そういうわけでしたか。それでは、先ほど現地でボランティア活動もするとおっしゃいましたが、具体的に何をされるのでしょうか?

 

西: 現地での活動内容は、YELLがその年に支援する活動内容に関係しています。なので、現地活動の内容は年ごとに変わります。最近では、2010年にフィリ ピンのハーモウサ町ティポ地区にプレイグラウンドを建設するお手伝いをしました。2011年にはフィリピンのサンバレス州にある孤児院(児童養護施設) ジャイラホームにグリーンハウスの建設をしました。なぜグリーンハウスの建設を行ったかと言うと、政府から孤児院への補助金がないフィリピンで、ジャイラ ホーム自立事業の一つの農業では、ジャイラホームが寄付に頼らず自分たちで運営をしていける一つのステップとして自給自足を目指しています。そこで以前の グリーンハウスが台風で倒壊してしまったことを知り、グリーンハウスの建設を行いました。今年(2012年)は、同じくジャイラホームに住む子どもたちの 一ヶ月分の給食費を寄付する予定です。さらに、スタディツアー中は、孤児院に住む子ども達と一緒にご飯を食べたり遊んだりして過ごします。またフィリピン で働いている方のお家でホームステイも実施し、より現地の必要性に応えれる支援を目指しています。

 

Lien:毎年様々な活動をおこなってらっしゃるわけですね。それでは前半最後の質問になりますが、これからのYELLの活動目標について教えてください。

 

西: まずはとにかくYELLの活動を一人でも多くの方に知ってもらいたいです。「学生でもできる」ということをアピールしていくことでより一層「国際協力を身 近に」という理念が達成されると思います。また、他の国際協力を行っている団体と、もっとつながりを持ちたいですね。団体同士のヨコのつながりを強めてい きたいです。

 

(YELLのフィリピンでの活動)

 

前半はここまでです。後半からは西拓哉さん個人の活動に迫っていきた

いと思います

  後半からは西拓哉さん個人の活動について追求したいと思います。

   西さんはYELL以外にも様々な活動をされているそうですが、具体的には何をしてらっしゃるのでしょうか?

西;はい、現在は三つの活動をしており、まずはインターン先のNIKEで、日本最大級の学生ランニングクラブを目指し、大学生を対象として毎週都内を走る、ランニングクラブの運営をしております。詳しくは【NIKECAMPUS RUN CLUB】で検索をして下さい。また、「SPOJOB」というスポーツ業界に特化した就活支援サイトの運営と、参加者八千人規模のスポーツ業界合同企業説明会の企画を行っております。あと、まだ詳しいことまでは決定しておりませんが、YELL等の学生団体のつながりから様々な種類の団体幹部が集まり、「一人でも多くの学生がジセカイの主人公」という理念でイベント企画運営をすることになりました。(近日公開)

かなり精力的な活動をしているようですね。では、西さんがその様な活動に参加されて、嬉しかったことや苦労されたこと等をお聞かせください。

西: 嬉しかったことはやっぱり、イベントが成功したときの達成感と、仲間に恵まれたことへの感謝を感じることですかね。アットホームな雰囲気で活動していける のはいいものです。あと、知り合いの幅が広がるのもいいですね。様々な大学の方と知り合えるので、貴重な体験をさせてもらっています。苦労したことは、ま ず集客ですね…。人を集めることは意外と難しいですよね()あと、イベントの企画運営も厄介です。最高のイベントを創るにはアイディアも経験も必要ですし、一番大切なのは準備をどれだけ入念にできたかで、そのイベントが成功するかどうかの八割は決まりますからね。

 それでは、その様な体験を通して学んだ、現在大切にされていることがあればお聞かせください。

西:「代表ばかりが仕事をしてはいけない」ということですかね。僕の思う良い組織は「代表がいなくても機能する団体」ですから、一番仕事ができるのがリーダーであっても、リーダーなしでは仕事が進まないというのはあまりよくないと思います。

  あと、「できないことをやる」ということですかね。自分が出来る範囲のことをやっても成長はしませんから。自分が出来なさそうなことにチャレンジしてみて、初めて成長するのではないかな、と思います。


ありがとうございます。それでは最後の質問になりますが、今後、西さんはどの様な活動にチャレンジしていくおつもりですか?

西:今後は芸術やデザイン関係の活動をしたいと思います。前からやってみたかったことなので、自分が本当にやりたかったことをどこまでできるか試したいと思います。それに、僕はこう見えて絵を描くのが趣味なんですよ()YELLHPの壁紙(前半冒頭の絵)も自分がデザインしたんですよ!


絵ですか、意外です
()それでは今日はありがとうございました。今後も様々な分野でご活躍なさってください!

【文・写真…川嶋高司】