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関西の”バケモノ1回生”が東京新宿にやってきた。


日頃の大学生活でも常にキャリーバックを持ち歩くというユニークな彼は、「真陽(まさや)クオリティ」と評される卓越した行動力と企画力で、無数のイベントを成功させてきた。


イベントをプロデュースする学生団体は巷であふれている。しかし彼は、どこの学生団体にも所属していない、自分の思うままにイベントを起こす「フリーランス」だ。


大学に入った当初は何をしたらよいかも分からず自主退学すら考えたという彼は、この僅か数ヶ月の間に、いかにしてプロデューサーの道を選び、自身の知名 度・ブランド力を高め、たくさんの同期の1回生にキッカケを与えてきたのか。我々は西村さんに話を伺った。

 

 

ただのイベントを起こす1回生で終わらせない

Lien:本日は宜しくお願い致します。まず、西村さんはこれまで具体的にどのようなイベントを企画してきたのですか。


簡単に言うと、1回生をまとめるイベントを多くやっています。代表的なのは「1camp!
」という1回生キャンプ企画です。


同志社大学には1回生にも関わらず濃い経験を持った人がいっぱいいます。ヒッチハイクで旅をしている人や、ラオスで子供たちと交流している女の子や、知らない人に「あなたの幸せはなんですか?」と聞いて回って1000人の声を集めようとしている人など…。
これだけたくさんのおもしろい人たちに囲まれて過ごしている中で、このたくさんのおもしろい友達と、そういう変わったことに興味があるけどまだ明確に目的を見いだせていない人達を集めて何かしたいな、と考えた結果、来月トータル60人でキャンプを行います。


確かに一言で言ってしまえばただのキャンプなんです。しかし、僕は自分の個性を強く出そうという意識にとことんこだわっているんです。
例えば、この企画を実行するときもただ漫然とtwitterで人を集めたりはしませんでした。まずはいろんな活動をしている人に的を絞ってこのような招待状を送りました。

 

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面白い人達を一定人数集めたあとに一般の人たちを募集することで、人と人との繋げ方を工夫しています。他にも、キャンプで自分が話したい人とコンタクトを 取りやすくするように、参加者一人一人のプロフィールを作成して、一つの冊子にし、全員に配布するといった工夫もしています。


他にも、商学部200人を集めて運動会をしようと企画したり、面白い先輩をもっと多くの人に紹介したいというコンセプトで「同志社大陸」という情熱大陸のパロディ映像を作成したり、受験生を集めて「セルフオープンキャンパス」というのを開催して、高校生の知らない広々とした
大学の世界を教えて受験勉強のモチベーションを上げてもらう活動をしています。今現在も11月末までにイベントに10個近く携わっていて、当日スタッフやただの参加も含めると延べ2000人~3000人と関わる予定です。

そして、これらの企画は僕主体で主催をしています。


僕は学生団体に所属したりはしていないので、一見すると、「ただのイベントを起こしている1回生」で済んでしまいます。しかし、実際そこにどれだけ本気でやっているか、周りとどう差をつけるかとかに全力を注いできたことで、少しずつ周りの人に僕という存在を認めてもらえるようになってきました。

 

まさや100人ケードロ

 

 

100人ケードロというイベントでの一コマ(ブラックレンジャーが西村さん)


彗星の如く現れ、鮮烈なデビュー

 

Lien:たくさんおもしろいことをしているのですね。ここまでに至った経緯を教えてください。


最初は、第一志望の同志社大学に入学はしたものの、新歓の飲み会の嵐に1週間で飽き、学校の講義にも違和感を覚え、自分の本気をぶつける矛先が見当たらず、一時は大学を辞めようかと考えていました。

そんな時、森一紘さん(※数多くのイベントを手がける関西で有名な敏腕大学生)が創設した「チーム同志社」という、”すごい人達”が多く集まるコミュニティの存在を、偶然mixiで知ったんです。

 

「チーム同志社」は、迷える1回生と凄い上回生との交流を図る、キャンプを開いて下さってすごく刺激になりました。これは僕の催すキャンプのモデルにもなっています。


キャンプで刺激を受けたところで、さあ自分は何をしようかと考えたとき、僕の所属する商学部が定員800人もいる上に授業もバラバラで友達が増えにくい点に着目して、商学部で100人交流会を行いました。


L
ien:1回生の6月という時期に100人も集めたということは、友達がすごく多かったんですか?


いいえ、僕自身はその頃友達が多くなかったんです。ですから、内部進学生など顔の広い男女をコアスタッフに入れて、集客を手伝ってもらいました。勿論、僕 は他のスタッフに比べて知名度が全くないですから、企画の発起人ではあっても、「まさやの名前は聞かん」とか「お前が中心でやっていること全然知られてな いやん」とよく笑われました。(笑)でも、実はそれが僕の作戦だったのです。(笑)


プロフェッショナル意識はこの時から持つようにしていて、100人を班分けする際も、学籍番号を見ながら既成の友達と一緒の班にならないように組むだけでなく、班の名前ですら幼稚園みたいにちゅーりっぷ班とかすずらん班とか名づけるといったところまで工夫をしました。()

 


1回生のうちに学部単位で大きなイベントを成功に導いたことで、多くの先輩に声をかけても らったり、イベントプロデュースに興味がある人が自分の周りに集まってきてくれたり、どんどん自分のコミュニティが広がっていきました。色んな人と触れ合 うことでますますクリエイティブなアイデアが思いつくようになりましたね。

 

まさや知真館

 

(大学構内で知真館「4号館」と名乗る建物を段ボールで勝手に作って暮らすというお茶目なことも。)

 

みんな最初は“ただの人”


L
ien:今後の展望や目標を教えてください。


まだ1回生なので、できることをとことんやりたいですね。特に関西の他の大学の面白い人達と繋がりたいですね!最終的には、関西各地の面白い人たちが結集するイベントを開きたいなー、と思っています!


面白い活動をしている人たちって絶対何かキッカケがあったからだと思うんですよ。僕の場合ですと、「チーム同志社」っていう面白い先輩方が集まった組織に出会えたから。こんな世界があるのだと知ったから。昔はこんなパワフルな人間ではなかった。


キッカケをもらって活動している人が、キッカケがない人たちに還元する。

それは、別に後輩に対してだけではなく同期に対してやってもいいと思うんです。だって先輩が凄くてもそのまま凄いなあで終わってしまうけれど、同級生が凄いと負けてられないじゃないですか?

確かに同級生相手では偉そうにみえるかもしれません。でも、もっと活き活きできるはずの大学生活を無為に過ごしてしまうのは本当に勿体ない。今の活動を続けることが僕の使命、先輩や繋がりを作る場を設けてくれた方々への恩返しだと考えています。


そのためには目立って有名になることを厭わないです。みんなが縁の下の力持ちではしょうがない。勿論、有名になるとアンチも多いですけどね()

知名度を上げることで、僕を介せばおもしろいキッカケをもらえると考えてくれる1回生が増えてくれれば嬉しいです。

 

Lien:最後に読者へメッセージをお願いします。

 

こんな生意気なやつ鬱陶しいかもしれませんが、一人でも多くの人とつながりたい、という一心で毎日生きていますので、おもしろい先輩、そして何より一回生はぜひお友達になってください(笑)


元気な学生や若者がたくさん集まることで、少しは日本も明るく元気になるのではないかなぁ、とぼんやり考えたりしています。笑

 

Twitter:@masayaquality

Facebook:西村真陽(Masaya Nishimura)

  まさやラスト 

 

【文・写真…吉田健一】