高校生の、リーダー論。

 

今回は夏のコンクール間近の吹奏楽部で絶賛活躍中の現役高校三年生の篠田直也さんに、吹奏楽の素晴らしさやリーダーとして大人数をまとめる大変さ、理想のリーダーの姿など、その経験に基づいた「リーダー論」を語っていただきました。

 

lien:まず、篠田さんが吹奏楽を始めたキッカケは何ですか?

―単純に言えば、姉が高校のときやっていたからですかね。もともと音楽が好きで、今ではギターも弾けるようになりました。

 

lien:いいですねギター!僕は途中で挫折しました(笑)

  ところで、よく「体育会系」と言われる程練習がハードな吹奏楽部ですが、勉強と両立できないから辞めたいとか思ったことはないんですか?

―ないですね。特に辛いと思ったこともありませんし。

lien:へぇ、なぜですか?

―やっぱり好きだからですかね?というか、昔は勉強もそんなにしませんでしたし(笑)

今は三年生なのでさすがにやってますけどね!

 

 

lien:なるほど、情熱ってやつですね。では、そこまで情熱を捧げる吹奏楽につ   いてですが、篠田さんの目指す吹奏楽とは?

―ありきたりな答えになってしまいますが、奏者も観客の皆さんも楽しめる吹奏楽で すね。これに尽きると思います。

 

lien:プロっぽいですね(笑)

  それでは、ここからは部長としての側面に注目していこうと思います。

  まず、部長を務めることになったときどんな心構えで務めようと思っていましたか?

―現状維持です。僕の一つ上の部長さんはかなり優秀な人だったので、超えることはできないだろうと感じていましたから。とにかく下手に動くより現状を崩さないようにしようと思っていました。

 

lien:変わってますね~。現状維持を目標にする部長もかなり珍しい気がします。安易にレベルアップを目指さないあたりがいい意味で保守的ですね。では、吹奏楽部という大人数の団体をまとめる上で苦労することは何ですか?

―色々ありますが…やっぱり一番は上手な叱り方ですかね。
これだけ大人数の団体だと色んな部員がいます。中にはちゃんと指示を聞いてくれ ない人もいます。
そんな人に指示を聞いても らうには「上手く叱ること」が大事だと思うんですよ。 でもそれって意外と難しいんですよね。タイミングとか、語調とか。とにかく効果 的に叱るのは難し いんです。あと、人間関係がこじれた時なんかも大変です。特に 女子同士のいざこざは起こっていること自体男にはよく分からないことが多いんで すよ。そ んなときは地道な話し合いしかないですね。

 

lien:やっぱり大勢いるとそういうところ大変なんですね…

  そんな苦労人の篠田さんの理想のリーダーとは?

―切り替えの早い人ですかね。どんなハプニングがあっても臨機応変にすばやく対応できることがいいリーダーの条件だと思います。

 

lien:それでは最後の質問になりますが、これからの人生でどんな人になりたいと思いますか?

―少し語弊がありますが…しつけが上手な人になりたいです。

 意見が衝突しても、上手く説得して話し合いで解決できるようになれるといいです。今ほんとに直面している問題なので切実にそう思います(笑)

lien:切実ですね。今日はありがとうございました。コンクール頑張ってください!

 

【文・写真…川嶋高司】