熱中した人に、最高のステージが待っている。


No.128

慶應義塾大学法学部 藤井統吾さん

 

HP: http://www.agestock.jp/

 

 

皆さんはAGESTOCK実行委員会をご存知だろうか。

 

伝説の野外ロックフェスティバル「The Woodstock Festival」のような社会的ムーブメントを起こしたい、そんな想いで発足したAGESTOCK実行委員会(旧学生団体AGE)。AGESTOCKとは一言で言えば、学生の熱を最も体現する複合型イベントである。だが、単なる学生主体のイベントと一括りに済ませてはならない。総勢500人以上の学生がステージに上がりそれぞれのパフォーマンスを披露するだけでなく、ゲストには名立たる有名アーティストを迎え、毎年多くの来場者を集めている。そこには圧倒的な来場者数より何より多くの学生の夢や想い、希望が詰まっているのだ。

 

何かに打ち込み、一心不乱に熱中する学生には限りない熱意がある。しかし、その熱意は団体やサークル、個人などで散らばっていて、集まる機会が少ない。その様なあらゆるジャンルの熱意のある学生パフォーマーを集め、学生が中心となって企画・運営を行うイベント団体、それがAGESTOCKなのである。

 

今回はそんなAGESTOCK実行委員会副代表 藤井統吾さんにお話しを伺った。

 

 

AGESTOCK実行委員会さんはどの位の人数で運営されているのでしょうか。

 

一年生が約350人、2・3年が合わせて約100人の全体で約450人です。

 

規模的にはまるで1つの小学校のようです() なので、ミーティングを行う際はオリンピックセンターの200人収容できる部屋を2部屋借りて行っています。

 

 

そんなAGESTOCK実行委員会に藤井さんが入ろうと思ったはきっかけ何だったのでしょうか。

 

僕は慶應義塾大学付属の高校出身なんです。塾高の先輩がAgeに何人かいたいうことがまず1つきっかけとして挙げられます。

 

あ とは、やはり高校が大学の付属なので同じキャンパスの大学生を見て、とりあえず大学はつまらないだろうな、という事を漠然と感じていました。凄く嫌味な言 い方ですが、受験して入って来た人達は大学に入って何かあるんじゃないかと期待していると思いますが、僕はそもそも大学に何も期待していなかったです。だ から、学外で活動したいという思いが強くありました。

 

しかし、1年生の時にAgeに入った当初は、何個か入っていた他のサークルやインターンでの活動もあったため、あまり積極的ではありませんでした。1,2年生の時、生活の中心はインターンにありました。2010年の7月頃からIT系のベンチャー企業でがむしゃらに働いていました。会社の寮に泊まり込みで働いていたのでその頃から学生としての感覚が狂い始めたのかもしれません() インターンの仕事が楽しくてたまらなかったですね。だからこそ、その時の僕にとってAgeでの活動はあまり比重が重くありませんでした。

 

なので、1年生の時の僕はAgeの友達に遊びに誘われてもあまり乗らなかったし、かなり嫌われていたと思います()


しかし現在では、藤井さんはAGESTOCK実行委員会の副代表を務められています。AGESTOCK実行委員会の中で、藤井さんは副代表としてどのような事をされているのでしょうか。

 

ま ず組織体制として、幹部のご説明をさせて頂くと、「三役」と「局」に大きく分かれます。三役のポジションは代表1人と副代表2人で構成されています。今年 は、代表は内部のことや組織としてのスタッフの管理、もう一人の副代表はイベントの責任者、そして僕は対外的な活動を担っています。僕の現段階の活動とし ては、具体的に言うとアーティストのキャスティング・ブッキング、会場とのやり取りや協賛営業など対外的な交渉全般を手掛けています。

 

Ageに所属する人間は必ず「局」に属しますが、三役は入りません。その分固定された仕事がないので、その人にできる事をやるといった感じです。責任はとても重いです。

 

 

Ageのイベントでは毎年ゲストとして数々の有名人の方をお呼びしていますが、やはりあくまで学生が主体なのでしょうか。

 

イベントの格を上げる、集客力という意味合いで、今はアーティストさんをお呼びしています。しかし、基本的には学生のパフォーマーが中心です。ジャンルとしては新しいジャンルの学生フェスです。

 

アーティストをただ並べるだけだとSUMMER SONICには勝てないし、イベント自体の雰囲気や文化的な特徴だとFUJI ROCK FESTIVALには現時点では敵わないということを自覚しています。悔しいですが。でも、だからこそ、僕たちはもっと学生にしかできないものを創ろうと思っています。 時間と体力のある若い学生だからこそ創り上げられる圧倒的な熱量の情熱が確実にあります。Ageではそれに特化したイベントを主催しています。

 

 

藤井さんから見たAGESTOCK実行委員会のイメージはどういった感じでしょうか。

 

僕自身が好きな所は、力を出せる環境が整っているという所です。

Ageは歴史があるので0から団体を創るというよりは今の団体で更に大きなことに挑戦出来る事が揃っているという、とてもいい場所だと思います。

 

あと、組織的な面でいうと僕はスタッフの雰囲気が好きですね。少し不器用で、真面目で、情熱のある子が多いと思います。

 

Ageと言うと煌びやかなイメージを持っている方が多いと思いますが、Age内 部の活動自体はとても地道です。泥臭いとも言っていいです。イベントを創るにしても華やかなことばかりではありません。辛いことや責任感の必要なこと、時 にはリスクを背負うときがあっても、“それでもやりたい”という信念や情熱、夢のあるスタッフが多い所が僕は良いと思います。

 

 

ここが他の団体とは違う!というAGESTOCK 実行委員会の強みは何でしょうか。

 

1つ目はノウハウがある事ですね。多くの先輩方のお陰でもありますが、“こういう場面ではこうすればいい”とか、しっかり理解できている所だと思います。

 

2つ目は、特にイベント企画者や対外的な営業をしている人などコアメンバーがかなり優秀なことです。自分で言ってて恥ずかしいですが()

もう一人の副代表は高校が一緒なんですが、これまで幾つもイベントの責任者をしてきた経験があったり、同世代でイベントを創るといった時に一番優秀だと思います。

 

3つ目は、最大限に自分の力を試せる場所がある、ということです。ただひたすらに自分の力をアウトプットすることが出来ることは大きな魅力です。

AGESTOCK実行委員会での活動を通して、イベントやフリーペーパーを創る醍醐味は何でしょうか。

 

僕たちは、心の底から伝えたいことを伝えるためにイベントやフリーペーパー創っています。圧倒的な規模のイベントと年間10万部を発行するフリーペーパーで同世代・社会に対して挑戦できることが醍醐味です。

 

僕自身、AGESTOCKのスタッフの前では余裕に構えていますが、本当に大変です。正直、とても不安で怖いです。1人でいると全てを投げ出してしまいそうになるときや、涙を流してしまいそうなこともあります。なんでこんな事をしているんだ。よっぽど他に楽しい事があるんじゃないと思うことだって何回もあります。

でも、そういう不安で悩んでいる姿を絶対に見せたくないんです。特に1年生はAgeに対して強い希望や理想を持って入ってくれている子が多いので、僕たちは楽しんでいる姿や夢を持って活動しているんだという姿を見せてあげたいですね。この団体には、AGESTOCKというイベントとフリーペーパーにはずっとずっと計り知れないほどの可能性や夢が詰まっています。後輩にはそんな夢を見せてあげたいです。そして自分自身もそんな想いを絶対に忘れないで活動していきたいです。だからこそ頑張れるのかもしれません。

 

 

AGESTOCK実行委員会に入って良かったなと思える瞬間はありますか。

 

まだわからないです。

AGESTOCK2012が終わったときにどういう感情になっているかでわかると思います。

今の段階では終わった後のことが全く想像できないですね。終わったあと何しよう()

 

 

では最後に…AGESTOCK実行委員会での活動を通して叶えたい夢や目標を教えて下さい。

 

Age10年後どうなっているのか長期的な団体の目標はわからないです。後輩に任せます。

しかし、僕は“最近の学生は夢がないよね、元気がないよね”という評価に対して面と向かってNOといえるような人物を輩出する組織であってほしいと思います。俺達には出来ないことはない。可能性は無限大だ。パフォーマーさんだけじゃなく、アーティストさんだけじゃなく、その意味をスタッフが自分自身で証明していって欲しいです。

 

また、イベントとフリーペーパーはずっと続いていて欲しいですね。僕は大学を卒業して歳を取っても、毎年同じ時期にAGESTOCKを見たいと思っています。Ageのスタッフの楽しそうな姿を見てみたいですね。

 

僕自身の目標としては秋のAGESTOCK2012が成功すること。ただそれだけです。

6,000人の会場が満員で、企画も成功して、いいアーティストさんがきて、プロモーションもしっかりやって、黒字。そして全ての学生の夢や希望、熱意が詰まった、誰しもが心の底から踊り出してしまうような。そんなイベントを創りたいです。

 

 

 

過去に行われた2012年のイベント。

 

AGESTOCK2012 ~Spring Festival~ ―咲き誇る明日へ―

 

2012425日に行われたSpringイベント。約1000人の方にご来場いただき大盛況の中幕を閉じました。

 

AGESTOCK2012 ~Summer Festival~ ―駆け上がる今―

 

2012810日に行われたSummerイベント。六本木のニコファーレで開催され、会場の全面を使ってLEDの映像を流すという大胆奇抜な発想で、参加した大勢の観客をAgeの魅力の渦に巻き込みました。また、イベントの全模様はドワンゴ公式のニコニコ生放送で生中継され、43000人以上の視聴者数を獲得、AGE史上一番視聴率の高いイベントとなりました。

 

そして…

今年のAGESTOCK実行委員会  テーマは「心躍る瞬間へ」

 

今年はAGESTOCK実行委員会史上初の年間で3本イベントを開催する年となっています。

今年のイベントのフィナーレを飾り、かつ最も大規模なイベントが今秋11/30()12/1()の2日間かけて開催されます。

 

「そんなこと私には出来ない」

「夢を持つことなんて諦めよう」

 

大人でも子供でもない大学生は、沢山ある選択肢の中で限界を見定め、可能性を諦めてしまう。そして多くの学生は何かに打ち込むことなく、この大学4年間を無為に過ごしてしまいがちです。

 

しかし、いまの学生は本当にそれでいいのでしょうか。

 

「俺達には無限の可能性がある」

1つのことに熱中している姿は、素晴らしい」

 

つまらないとか、元気が無いとかそんなことを思わず、自分の可能性を信じ続け、熱中し取り組み続けたひとにだけ、そのひと自身の最高のステージが待っています。

AGESTOCKに関わるすべての人のために、お客さんに、パフォーマーに、アーティストに、そして我々自身がその可能性を感じたいがために、いま全ての想いをこのイベントに込めます。

 

11/3012/1開催、AGESTOCK2012 in TOKYO DOME CITY HALLにはそんな学生の夢や可能性や本気が詰まっています。

心躍るような感動のために、AGESTOCK2012実行委員会のストーリーをその目に焼き付けてください。

【インタビュアー:生山絵美子】