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キャリアをテーマに楽しく知的美人を目指す。

 

社会の第一線で働く大人たちにインタビューをし自分のなりたい姿を見つける。

 

首都圏80大学に設置・配布、約3万部を発行する巨大フリーマガジン「Lily(リリィ)」のコンセプトだ。

 

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「Lily」HP:http://www.groundinglab.com/lily/

 

 

同フリーマガジンの制作は女子大生が行っており、Lilyは「一歩踏み出したい女子大生の始発駅」とも言われている。

今回のインタビューでは7代目の編集長である早稲田大学3年の山本葵(やまもとあおい)さんにLilyの誕生秘話から今後の展望までを伺った。

 

 

きっかけは変人飲み

 

―― まず、山本さんがLilyを知ったきっかけを教えて下さい。

 

何か新しいことを始めたいと漠然と思っていた大学1年生の時に、バイトの関係でいろんな人々が繋がる場を提供している大学の先輩に出会いました。

 

先輩とは大学も学部も同じですぐに意気投合しました。すると出会ったその日に「夜、変人飲みやるから来なよ」と誘われてノリで行くことに。その変人飲みにLily当時の編集長がいらっしゃって話を聞き、直感でこれだと思ったのでその場で「入ります!!」と宣言し、翌日にはミーティングに行きました。

 

―― すごい行動力ですね。一歩踏み出すどころか二歩も三歩も踏み出していますよ。Lilyに入って一番感じたことは何ですか?

 

紙面だけ見ると華やかなので、キラキラ系のメンバーを予想される方も多いと思うんですが、ほとんどはサバサバ系なんです(笑)。今日ノーメイクで来ちゃった~みたいな子もザラにいます(笑)。

 

 

ですがまぁ、それ以上に感じたことは、社会の第一線で活躍されている女性の方の話は本当にすごいなぁと思いました。

 

 

身近に社会人の方、しかも自分達が憧れとするような方とお話する機会って大学生はあまりないと思うんですよ。その点はLilyのもつ良さのひとつだと思います。

 

―― Lilyの良さという言葉が出てきました。Lilyが大事にしていることは何でしょう?

 

主体性を重んじている団体なので、「キャリア」を軸にした上であとは、メンバー各自が自分の理想像へ近づくための手段としてLilyを使いなさい、というスタンスを貫いています。

 

また、インタビューではその人の肩書きや職業の内容というよりもその人の「生き方」に焦点をあてることを第一にし、幼少期の頃まで遡って質問しています。というのも、Lilyを読んでる人に一歩踏み出してもらうためには、こんなにすごい社会人でも「自分と同じ部分がある」「この人にもこういう時期があったんだ」と共感してもらうことが大切だからです。

 

自分に素直に生きられる社会

 

―― 山本さんがお会いした社会人のなかで印象に残っている人はいますか?

 

人材派遣会社を立ち上げた社長の方へのインタビューが印象に残っています。その方は30歳 後半に子供を産んだバリバリのキャリアウーマンの方なのですが、出産されてから、「日本では子をもつ母親にとってこんな不便な社会がどうして成り立ってい るのだろうか」という問題意識を抱えたそうです。核家族化が進み子供を育てる環境を他者に依存できなくなっている。情報もどれを信じていいか分からない。 このような問題に真正面から向き合ってる姿を目の当たりにし、自分でも改めて考える機会になりました。

 

また、社会人ではないのですが、昨年の震災後の初めての夏、南三陸町で、二十歳の同世代の人にインタビューしました。

 

家が流されてしまい、親族の生存も分からなく、避難生活を余儀なくされている状況。でもそんななかでも妹たちを守るためしっかりしなくては、という胸に秘めた想いを見ず知らずの私に赤裸々に話してくれました。

 

震災が起きていなければ親に感謝することさえしなかったといった同世代の言葉が心に残っています。震災が起きて決定的に変わった同世代の価値観を目の当たりにしたことは忘れられません。

 

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―― Lilyでは「知的美人」をコンセプトに掲げています。山本さんが考える「知的美人」の要素は何でしょうか?

 

私が思う知的美人は、「他人のことを自分のことのように捉えること」が出来る人、つまり思いやりの気持ちがある人なんじゃないかな、と活動を通して思っています。

 

私自身、Lilyで色んなところに行って色んな話を聞くのですが、そこで「ふーん」と思うだけではなくて、「私ここで聞いたからじゃあ次にどんな風に生かせるかな」と考えることを心掛けるようになりました。

 

―― 最後に今後の展望・目標を聞かせて下さい!

 

Lilyのスタンスはやりたいならやりなさいというものなので、もし今後、後輩がやりたいことが新たに見つかったらその道に進んでいくのも間違いではないと考えています。

 

何をやるにしても、その経験をいかに将来に繋げるような良い手段にするかが大事だと思います。その上で、後輩たちには成長の糧になるようなLilyを今後も作ってもらいたいです。

 

個人的には、もっと自分に素直に生きられる社会を創っていけたらいいです。自分もそうなのですが、表面的なことに惑わされ軸がブレている人が多いように感じます。自分の本質的な部分を明確にして、自分らしく生きていくことを大切していきたいです。

 

 

フリーマガジン「Lily」

HP:http://www.groundinglab.com/lily/

ブログ:http://ameblo.jp/lilygirls/

 

【文・写真…長瀬晴信】