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焼肉は、お好きですか?私は大好きです。

お肉を食べると元気が出ますよね。ね?

 

そんなあなたに、今日は私のお気に入りの焼肉屋さんを紹介します。

 

京都の町にひっそりと佇む焼肉屋さん、「焼肉京都ぐら」。

扉を開けると、そこには「美味しい!」の声、そしてたくさんの笑顔が。

 

いっぱい笑って、思いっきり元気になれる。そんな場所。

テーマパーク?いいえ、焼肉屋さんです。

 

 

<<今回のインタビューは店長さんのご要望で、アルバイト含むスタッフ全員のショートインタビューを8つ掲載しています。ぐらスタッフの豊かな個性をお楽しみください。>>

 

 

■長谷川沙織さん(社員)

長谷川さん

 

―ぐらの「良さ」を教えてください!

 

数え切れないくらいありますが、強いて言うならアットホームな雰囲気ですね!

もうお気づきだと思うのですが、このお店はほとんど私達の手作りなんです。この壁も元は真っ白だったのですが、お客さんからのメッセージでいっぱいになってしまいました。このお店は私たちだけでなく、お客さんと一緒に作りあげています!だからこそ、この暖かい雰囲気が生まれるんです。

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このお店がお客さんにとっての“ホーム”になってくれたら嬉しいな、と思うんです。落ち込んだ時にふと行きたくなるような、美味しいお肉と私たちの笑顔で元気になれるような、そんなお店でありたいなぁ、と。

だから常連さんには、「いらっしゃいませ」の代わりに、「おかえりなさい!」と言って出迎えるんです。ひとりでも多くのお客さんの「ただいま!」が聞けるよう、これからも笑顔でみなさんをお待ちしています!

 

壁一面を埋め尽くすメッセージ。よく見るとそこにはお客さんの夢や抱負が。美味しいものと笑顔の前では、ひとはいつもより少し素直になれるのかもしれないなと、私はふと思った。今日もぐらでは、そんな人たちの「ただいま!」の声が響いているのだろう。

 

■五社謙介さん(アルバイト)

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―ぐらでアルバイトをするようになって、以前と変わったと感じることはありますか?

 

ありますね。自分はもともと知らない人との会話が苦手だったのですが、それが無くなってきたように感じます。お客さんのお肉を焼くのもスタッフの仕事なのですが、その作業の中では必然的にお客さんとの会話の機会が生まれます。

最初はその会話が苦手だったんですよね。何を話せばいいのかわからなくて。「顔が怖い!」ってよく言われていたし、本当にぎこちなかっただろうな(笑)。そんな僕ですが、今はお客さんとの会話を楽しめるようになりました。会話の引き出しが増えてきたように感じますね。

もうひとつ変わったことがあります。それは、「働く」ということへの意識。店長に、「時給以上の働きをしろ。コイツにはこれだけの給料を払っても働いてもらいたい、そう思わせろ。」と言われたのが印象的でした。「バイト」じゃなくて、「仕事」なんですよね。

これからも、お客さんに「また来たい!」と思ってもらえるように、真剣に仕事に向き合っていきたいです。

 

“「バイト」じゃなくて「仕事」”という言葉に、私はハッとさせられた。日々のバイトを仕事として考え、真剣に向き合うからこそ、彼はアルバイトを通じて成長していけるのだ。

 

■蓮尾愛香さん(アルバイト)

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―今までやっていたアルバイトと、違う点はありますか。

 

私は以前、大手チェーンの飲食店で働いていたことがあるのですが、その時とは全く違いますね。違う点をあげていったらキリがないくらいです。

まず挙げられるのが、スタッフ同士のコミュニケーションの違いです。以前は仕事だけのお付き合い、という感じでしたが、今は違います。

私達はお客さんの情報を共有して、常にすべてのお客さんに一番良いサービスができるよう、全員で心がけています。たとえば、「あのお客さん、今日誕生日だって!サプライズでケーキをプレゼントしない?プレートに名前書きたいから、誰かうまく名前聞いて!」という風に(笑)。

実はスタッフ同士のコミュニケーションって、仕事のうえでとっても大事なんです。スタッフ同士の信頼関係も築けるし、ぐらのこの暖かい雰囲気を作り出しているひとつの要素だとも思います。

 

スタッフ同士のコミュニケーション、その結果生まれるお互いへの思いやり。スタッフが気持ちよく働いていることは、私たちにも伝わってきた。

 

■吉田秀伯さん(料理長)

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―”だーさん”こと料理長の吉田さん、ぐらで働く前はどのような生活をしていましたか?

 

ごく普通の会社で、10年ほど経理の仕事をしていました。その会社をやめて、ぐらに来たんです。安定した生活でしたし、特に不満があったというわけではないのですが…。ぐらの話を聞いて「面白そう!」と思い、誘われたその場でオッケーしてしまいました。もともと、自分の直感にしたがって動くタイプなので(笑)。

そんな感じではじめたわけですが、やっぱり最初は大変でしたよ。料理長を任されたはいいものの、調理は初めて。お肉の切り方やタレの作り方など本当にすべてが手探りで、「こんな感じかな?」が連続の毎日でしたね。

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でも、だからこそ”僕の味”が生まれたんです。全部を指示されていたらこの味は生まれなかったと思いますし、だからこそお客さんの「美味しい!」がすごく嬉しいですね。こうして自由にやれるぐらの環境には本当に、感謝しています。

正直言って、会社員生活と今の生活のどちらが僕にとって良かったのかは、わかりません。どちらの生活だって、楽しい時も苦しい時もありますからね。でも僕はいま、幸せです!

 

会社を辞めてぐらに来た”という吉田さんの言葉を信じられず、私は何度も聞き返してしまった。でも吉田さんの屈託のない笑顔を見ていると、そんなことはどうでもよくなった。全力で今を楽しむ、それでいいのだ。

 

■岩佐直文さん(アルバイト)

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─岩佐さんにとって、“ぐらでのアルバイト”とは?

 

“成長できるチャンス”ですね。今までは、バイトとは言われたことをやるだけの作業でした。それでお金がもらえればいいや、って。でも今は違います。言われた以上のことをどれだけできるか?そういう考えでやっています。確実に変わりましたね。

バイトをはじめた当時は2回生だったのですが、大学に入学して特に何もしてない自分に嫌気が差していました。このままじゃダメだ、何かしたい!そう漠然と思っていた中で、たまたまぐらでバイトをすることになったんです。そして「バイトは仕事だ。」という店長の言葉に感銘を受けて、この仕事を成長のチャンスにしようと思うようになりました。

もちろん今だってお金も働く目的のひとつです。でもそれだけだったら、“いかに楽して稼げるか?”で終わってしまいますよね。同じように働くのなら、それを“成長するチャンス”として捉えると、その可能性はどんどん広がります。昔は仕事中は笑えなかった僕が、いまは心から楽しく働けていますね。いまは自分の仕事に、そして自分に、誇りを持っています。

 

たしかにアルバイトの目的がお金、だけではもったいないし何だか寂しい。“自分の仕事に、自分に誇りをもつ”ということは、社会で生きていくためにも大事なのかもしれない。

 

■岡本幸成さん(店長)

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─スタッフのみなさんから、店長さんの言葉が多く聞かれます。普段はどのようなことを心がけて、スタッフに接していますか?

そうですね、社員もバイトも区別なく接するように心がけています。そしてスタッフには、“自分で考えること”を働く中で、積極的にしてもらいたいですね。指示された行動に対しての“ありがとう”と、自分で考えて起こした行動に対しての“ありがとう”は、やっぱり違うんです。

僕は、サービスには無限の力があると思っています。たとえば、僕たちのサービスしだいでこのビビンバは美味しくもなるし、その反対もあり得る。そういう力が、サービスにはあるんです。人と関わる仕事である以上、そこにはお金に換えられない価値が必ずあるということですね。

でも、お金をもらうことに対する意識は高くもってほしいです。もちろん、働く大きな理由は“お金”ですよね。でも働くってそれだけじゃなくて、“自分を認めてもらうチャンス”でもあるんです。たとえば時給アップとかはわかりやすいですよね。

ここでは、自己基準は通用しません。周りから見ていかに評価されるか、これだけの給料を払っても惜しくない、そう思わせるような働きを心がけてほしいんです。そう考えると“働く”ことが、すごく楽しく思えてきませんか?

そう、“楽しい!”という気持ちが何より大事なんです!

 

「店長の言葉なのですが、」という言葉がスタッフのインタビューの際よく聞かれた。決して上から目線ではない、謙虚な姿勢の店長さんだからこそ、こうしてスタッフたちに尊敬され、着いていこうと思えるのだろう。

 

■浜島夏実さん(アルバイト)

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─ぐらで働いていて「楽しい!」と感じることはありますか?

お客さんに「ありがとう」という言葉をかけていただいた時ですね。どんなに大変でも、1回の「ありがとう」で嬉しくなるし、頑張ろう!という気持ちになるんです。ぐらのいい所は、この「ありがとう」のために、スタッフが自分で考えて行動できるところ。

最近では、“デザートプレゼン”をしています!食事を終えたお客さんに、「デザートはいかがですか?」と聞き、お客さんが渋るそぶりを見せたら「1回だけプレゼンさせてください!」とお願いしてプレゼンスタート!お客さんに合わせて、私の言葉で、デザートをすすめます。

これでデザートを注文して「美味しい!」というお客さんの声を聞くと、すごく嬉しいですね。

美味しく食べてもらって、幸せになってほしい、笑顔になってほしい。それが私の原動力です!

ある程度の自由が許されるということは、ノルマの先を要求されているということなのだ。浜島さんのデザートプレゼンは「これ美味しいんだよ!食べて、そして笑顔を見せて!」という気持ちがすごく伝わってきた。彼女が私に勧めてくれたパンナコッタは、とても美味しかった。

 

■向井翠さん(社員)


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―お店の理念やモットーがあれば、教えてください!

 

このお店は、「感謝と健康」を理念にしています。

「感謝」は、スタッフ同士なども含みますが、やはりいちばんはお客さんに対してですね。ぐらは、胸を張って「お客さんが第一!」と言えます!これって当たり前のようで当たり前ではないと、私は思うんですよね。

それに、ぐらはお客さんといっしょに作り上げているお店なんです。お客さんがいるからこそ私たちはこうしてお店をやっていられますし、お客さんを笑顔にすることができるんです。

今まで来てくれたお客さん、そしてこれから来る全てのお客さんに「感謝」の気持ちを伝えたいですね!

そしてもうひとつの理念の「健康」ですが、これは”美味しいお肉を食べて、心も体も健康になってほしい”という思いが込められています。サービスに目が行きがちですが、ぐらはお肉もとっても美味しいんですよ!美味しいものを食べると、大抵のひとは笑顔になりますからね(笑)。

 

そう、ぐらのお肉は本当に美味しいのだ。正直言って私は初めてこんなに美味しいお肉を食べたし、お肉を食べているときは終始笑顔でいたに違いない。

 

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忙しい毎日に疲れた時、少し素直になりたい時、

そんなときは「ぐら」にちょっと行ってみてください。

 

美味しいお肉と個性豊かなスタッフの笑顔に囲まれて、

気づけば笑顔のあなたがいるはずです。

 

facebookページ:https://www.facebook.com/yakinikugura

 

 【文・写真:山下紗代子】